山村振興の研修会

(総務省福田調整課長の講演)

(農林水産省地域振興課長の講演)

(研修を終えてホテルに戻ると夕焼け)

午後からびっしりと総務省、農林水産省、林野庁の課長、室長から31年度事業や予算、主要事業のポイントについての講演があった。

幼児教育の無償化、防災・減災、国土強靭化の3か年緊急対策、土地改良事業の地方財政措置の拡充、公共施設等の適正管理等取り組むべき事業があった。

地方財政を取り巻く環境は厳しいものの、数年ぶりに安定した地方財政対策になっていることが説明された。

一方、農水省の事業でも我々が課題としている採択可能な事業メニューがあるし、国土の70%が農山村であり、耕地面積と農業産出額は40%との指標があるし、農山村の人口は全人口の11%であることの現実からいかに農山村の役割の大きさを認識するべきであることを視点にして、これにどう取り組むべきかしっかりと担当と協議しなければならない。

森林林業でも森林環境税及び森林経営管理制度との関わりをしっかりと研究し、現行法での公有林での活用には別としてしっかりと議論して行かなければならないものの、森林整備への取り組みは計画的に推進していかなければならない。

内容の濃い研修会となった。

過疎連盟とダム水源地懇談会

(過疎理事会で総務省財政局長の講演)

(ダム水源地活性化についての篠原コーディネーターの総括)

全国過疎連盟の理事会が開かれ提出議案の事業計画、予算、複式簿記の導入等が原案どおりで可決され、今年4月の島根県知事選には現知事の溝口氏が出馬しないことが表明され、全国過疎連盟会長も辞任することになり、11月の総会まで三村青森県知事が会長代行となることが承認された。

知事選にはかつて秋田県地方課長をされておった大庭誠司氏が出馬表明、総務省の官僚も退職し出馬するとのこと。

大庭氏は課長当時、机の上はいつもきれいで何もなく、さて講演ともなると原稿なしですらすらと講演する、終わってみると講演内容が本になるという方で、驚いた思いと頭がいいんだなーと感心した覚えがあります。

福島県の副知事なども経験された方であったと思う。

この理事会の後、ダム水源地活性化のための懇談会があり、ダム事業終了後の活性化のあり方について真剣に考えるための良い機会となった。

そのためにも、水源地対策ビジョンの対策が急がれるところであり、「まずダメだ!」ではなく「どうすれば出来るか!」の姿勢で積極的に計画していきたいものである。

最近の動向はそうした方向性が強くなっているとのことでもあるようだ。

政府の方針も観光振興は国の方針でもあることをしっかりと認識して対応することにしたいものである。

マネでも何でもいいから積極性が求められる時代であることを認識すべきである。

山村・過疎政策研修

(講演する藤山浩氏)

(秋田魁新報社の幹部との意見交換会)

会議があった後、山村・過疎政策研修会があり講師の島根県からわざわざ一般社団法人持続可能な地域社会総合研究所所長の藤山浩氏においで願い素晴らしい講演をお聞きした。

目から鱗で、診断もしないで原因もわからないまま行政施策を進めても効果が出ない。

先ずは、調査をしっかりとしてから具体的な対応の必要性を強く感じた。

むだなことをしていたものです。先ずはそうしたことを参考に具体的な対策をとるべく検討の必要性を強く感じた。

魁新報社との意見交換では、それぞれの思いを自由に話し合うことができ、これからも情報を積極的に出し、それぞれの地域を積極的に報道して秋田県全体を理解してもらうよう努力しなければならない。

意義のある意見交換会であった。

終日予算査定

今日は終日予算査定。

おおよその経常経費などは既に事務担当者と財政担当との事務折衝は終えており、投機的経費などを中心にしての査定作業となった。

既に実施中の継続事業も多いことから目新しい事業はほとんど無い!

次期計画での対応と言うことになるかもしれませんが、何か物足りない予算要求に見えてならない。意欲もかんじられない!何故だろう。

自分自身も含めて大きな反省をしているところです。

山村振興連盟理事会

(中谷会長の挨拶)

全国山村振興連盟の理事会に出席。

中谷会長(衆議院議員)の挨拶では新たに、衆議院議員の吉野正芳、篠原孝のお二方に理事として参加して貰ったこと。人口急減対策としての議員立法を国会に提案しており次の国会では是非成立させたい、但し、議員立法は全党派とされていることから一党だけがまだ賛成してくれておらず説得中であるとのこと。私たちからすると全国の山村地域は人口減少に苦しんでおることからすると何故賛成できないのか不思議でならない。

この他理事会では、農地転用規制が厳しく若者の住宅建設が遅れ都市に転出するケースも多く転用規制を緩やかにすることが求められた。また森林環境譲与税の算定に課題があるとのことで算定見直しを求める意見があったが、制度がやっと施行されたばかりであることから、時期尚早との回答があった。

またイノシシ対策も話題になり、ジビエ対応としての冷凍車も交付金対象となることが担当室長から示され、県を通じて照会することとした。

今回もまた色々な情報得ることが出来た。

前向きな対応

(鶴田秋田県議会議長に要望)

(小川秋田県建設部長に要望)

午前10時から村議会が開会、契約案件、補正予算等を審議可決いただきました。

この後秋田県議会と秋田県庁で横手・東成瀬線の要望に横手市長、議会、村の議会と山内地区と岩井川地区の役員さんがたと合同要望を行った。

最終目的の通年通行に向けた路線変更を含めた抜本的な対応を要望した。

今回はその前段としての試験除雪を市・村道を含めて検討するための具体的な検討を考えてくださるような意向があり、是非期待したいし、協力させていただくことを申し上げた。

また、仁郷・大湯線についても342号、398号の冬季閉鎖解除と同時開通を検討したい旨の意向に強い期待感を持ったところでした。

長年の運動がこうした形で実現する方向にあることになればとても嬉しい限りです。

道路整備を要望

(平鹿振興局長に要望)

(雄勝振興局長に要望)

午前中は総合事務組合の予算査定に出席し、その足で主要地方道の横手・東成瀬線の要望に、平鹿と雄勝の振興局に横手、東成瀬の関係役員で合同要望をした。

最終目的は通年通行であるがその実現にはもの凄い厚い壁であり、挫けそうな気持ちになってくるものの、地元住民の強い希望はそんな心細い気持ちを吹き飛ばしてくれる。

この同盟会は地域住民の自主的な運動で立ち上がった組織であり、この強い意志を実現に向けて努力しなければならない。

県境、郡境にあるわが村にとってはこれは振興発展の基本でもある。

平野部の自治体とは違う逆境かもしれないが、そんな環境を関係機関にしっかりと理解させる努力を発信し続けなければならないと思っている。

小康状態

(夕焼け)

天気も少しも落ちついたようで、積雪もかなり沈んで来ておる。

今日は社会福祉協議会の理事会があった。

補正予算等と共に、やはり雪降ろし対策などを話し合った。

雪降ろし賃金も年々高騰しており、何よりも雪下ろしをしてくださる人材が求められない現状があり、これが今後の大きな課題であることであると考えている。

在京秋田県人新春交歓会

(知事挨拶)

(恒例の佐藤菊夫さんの指揮で県民歌合唱)

(高校卒業以来の同級生と同窓生達と)

(知事と成瀬会役員)

例年よりも50名も多い参加者とのこと。

沢山の著名な方々、更には出向しておられた官僚の方々も沢山出席してくれていました。副知事経験者や現職の審議官、参事官等なかなか思い出せないかたも多くあったが随分と多く出席してくれていました。

参考になる意見もあり、こうしたつながりを大事にしたいものです。

全国町村会の会議

(荒木会長の挨拶)

(東京は晴れ!こうも違うんですよねー!)

東京は朝から快晴。それにつけても村のことを思うと日本列島は広いし、気候がこんなに違うとはといつも思ってしまう。昨夕も国土交通省道路局との意見交換会でも、往きのこと、特に豪雪対策本部のことやら、雪降ろし、除雪費用のこと等も話していると、全く感覚が違うし、雪のことについての意識のズレが半端ではないように感じてしまう。特に、年度末に対象になる除雪費用に対する交付金の積算根拠の非合理性、根拠の統計の取り方等に疑問を呈しても、担当が内閣官房の方などであるようで、理解がされないじれったさを強く感じた。

今日は朝から連続しての会議が5つもある。夕方までびっしりだ。

地方財政、地方税制、環境政策、プレミアム商品券の取り扱い等も説明があった。