全国町村長大会

(全国大会)

(北東北町村会長研修会、講師は政治学者の御厨貴氏)

今年も全国町村長大会が渋谷のNHKホールで開催された。

今年は国会開会中、しかも外遊を控え、国会審議も極めて緊迫したなかでの大会にも関わらず安倍総理大臣も出席して下さり、町村長も多いに力づけされたものと感じた。

大島衆議院議長、二階自民党幹事長、片山地方創生担当大臣、全国町村議長会長など来賓からも祝辞頂いた。

大会では特別決議、国に対する要望等に全会一致で決定して来月国の機関に強力要望することとした。

特別メッセージは、東京大学名誉教授大森氏から、町村長が熱意をもって地域を守る決意があれば町村は消滅しない!また、県は県政運営を市町村住民の立場に立って運営することによって、現状を打破できるとしたメッセージ頂いた。

この後、秋田、岩手、青森の北東北三県町村会合同の中央研修会に政治学者御厨貴氏の時局講演会があった。

小学校の名称で道の駅

(道の駅・保田小学校玄関)

(3年B組は中華食堂)

(調査研修中の町村会長たち)

(廊下にはランドセルが)

(二階の教室は宿泊施設、4名一室一人4000円)

(体育用具を活用したプレイルーム)

千葉県鋸南町で学校統合後の廃校活用対策の実態を調査研修。昨日は広範囲な活用、シェアハウス等を研修したが、今日は東京からの東京湾アクアラインの開通等により、交通網が整備され人口流出が進む一方で廃校となる現象もある。そこで、道の駅に活用する対策が取られた。

名称も公募することなくそのまま「保田小学校」とし、体育館を物産売り場、一階をレストラン、調理実習、雑貨店(百貨店)、特産品作りなどに活用。更に、二階は簡易宿泊施設、浴場等にするアイデア一杯の施設となっていた。

ここも、指定管理制度を導入、一年目から黒字で200万円を町に寄付している、昨日の白浜校舎と同じく、指定管理の導入を公募したようです。

やはり首都圏から近いと応募する人材も多く通年営業の強みがあるようだ。

発想も良いが、こちらは国や県からの補助金も多く、総額13億円の事業費に対して一般財源と過疎債含めて8億6千万でした。

宿泊施設の考え方は多いに参考になったことと、学校の跳び箱とか椅子、黒板、机、ランドセルなどを活用する懐かしさがあった。

この後、東京での全国町村会長会議、国会議員と地方考える会等に出席するため移動した。

空き校舎活用

(千葉県南房総市の旧白浜校舎)

(東京都町村会長・河上日の出町長の挨拶)

(脱サラで応募し旧校舎活用をしている多田氏)

(宿泊、レストラン、シェアハウス経営)

北海道・東北、関東ブロック会長研修が千葉県で開催された。

一日目は鋸南町で開催。学校統合で空き校舎活用の先進的な取り組みを調査研修。

活用に応募した10人から選考された多田氏に決定。

別荘以下キャンプ場以上の基本的な考え方で、南房総市から借り上げ、シェアハウスオブローゼ、レストラン、企業利用、宿泊等を中心に運営していた。

利用者は30代から50代の人が多く、経営は奥さん(この学校の卒業生)の二人きりで、不動産関係からの転職。

会議に、可愛いお子さんがコーヒーを出してくれました。

首都圏が近いとはいえ、なかなか経営は大変で、他人を雇用しての経営まではいかないようですが、明るく意欲的でした。

連峰に雪

(三界山に雪)

(部落長会議)

今朝散歩に出て東を望むと綺麗な三界山が雪化粧をしていた。

ついに雪が来た。昨年も22日には里にも雪が降っており、そんな時期が来た。

今日は本年度二回目の集落長会議開き、一回目のこの会議で地域の要望を提示して頂いた要望箇所についての対応策をお示して頂いた。

今年度予算で対応出来る事業は既に実施し、更に国、県に要望する事項は要望しております。

対応策に対しての意見交換も積極的に行った。

夕方には消防団幹部会を開き、出初式や日常活動などと、冬場に備えた対策を確認しあったところでした。

自民党で過疎自治体ヒアリング

(谷自民党過疎対策特別委員会のヒアリング)

過疎地域の振興を図るべく国会において議員立法を制定してこれまで多くの制度を創設してきた。

その法案も2年後には失効することから、次の対策を図るべく自民党過疎問題特別委員会(会長・谷公一衆議院議員)で全国の実態を聞き取りのため秋田県に来られた。

午前中は五城目町を訪問、午後からは北秋田市、美郷町を除く全ての過疎市町村から意見を聞いたところでした。

次期対策の法案化はなかなか厳しい状況下でその実態を聞き取り原案策定に取り組むことになる。

わが村では、村内の生活基盤はかなり整備されておるものの、他圏域や県を越えての道路の未整備が振興の阻害要因になっいることや、日常用品の買い物が出来るようにするための対策の必要性、法案化は次期対策では必須であることを法案化するべく検討するべきであると申し上げた。

いずれ、黙っていても法案化されるだろうと言った甘い考えは今回は全く違うわけであることを我々は認識しなければならないと強く感じているところですし、谷委員長からも、過疎指定団体もこれまで通りとなることは厳しい状況下で見方をしているように感じた。

秋田新幹線トンネル前進か

(挨拶する佐藤勉自民党国会対策委員長)

政経セミナーの案内があり出席した。

挨拶にたった佐藤勉自民党国会対策委員長からは、秋田新幹線の秋田県と岩手県の境部分でのトンネル要望がかなり実現性が高いことが示された。

既に、知事からも要望を通じてその感触がメディアを通じて報道されており、それがより高いことが改めて今日の挨拶になったものと思われる。

同時に、フル規格でない新幹線は失敗であるとの認識も示された。

また、来年の参議院選挙についても衆議院との同時選挙もあり得る可能性について言及された。

つまりは、常在戦場であるとのことであろうと思う。

過疎連盟理事・総会要望

(総会、参加者700名)

(古賀総務大臣政務官)

(山口自民党過疎連盟特別委員会副委員長)

(古賀政務官と会談)

上京、全国過疎連盟の理事会、総会のあと要請活動を役員で精力的的に展開。

全国自治体のほぼ半数以上が過疎地地域となっている現在、平成32年には時限立法の現行法案が失効することから、次期対策はかなり厳しい状況下にあることを我々は認識しなければならない。

そんな状況下にも拘らず、過疎自治体は何とかなるだろうぐらいに考えているのか、緊張感に欠けているように感じられてならない。わが秋田からも首長の参加は3首長だけで後は代理であった。

残念でならない!

議員会館、総務省と夕方ギリギリまで駆けずり回ったが反応はいずれも厳しかった。

来週は自民党議員連盟が秋田県に来て、ヒアリングすることになっている。

その真剣度合いが試されることにもなるもの思っている。

見事な秋晴れ

(晴れ渡った秋空)

霜の降りた朝。

身が引き締まるような外気温ではあったが、気持ちのよい朝でした。

昨日は朝から会議の連続。

午後からは、会議の終わったあとに懇談会があり、少し過ぎたようでお腹の調子が本調子ではない。

長い出張が影響しているのかもしれない。

終日天気も良く晴れ渡った秋空は気持ちがよいものの、国道342号と国道397号は既に冬季閉鎖。

道路には雪もなく日中は通行可能で、こんな時期はドライブもどれだけ気持ちが良いだろうと思えてならない。

県との政策会議

(知事挨拶)

午前中は湯沢・雄勝広域の管理者会議。その後、秋田市に移動して町村会正副会長会議。

引き続き秋田県との協働政策会議。

役回りが町村会という事で挨拶から司会、進行を担当。

提案である外国人雇用、技術者研修を協働で進める提案に対する県の考え方は慎重であった。

次にかねてから要望していた事項に対しての回答、考え方は総じて何か物足りない感じがした。

これに対しては市町村長から、活発な意見もあったし、提案、更には提案もあった。

極めて重要な提案もあった。

これに対しても何か残念な回答であった。

しかし、総括では知事から前向きな回答がありホッとした。

活発な内容で良かった。

私も司会の役割もあり発言しなかったが最後に冬季道路閉鎖 のあり方で、通行可能ではないかと思われる道路であっても閉鎖する現状を検討してもらいたいと述べさせてもらった。

最後のなか締めでは、潟上市長からこうした会議のあり方と対応についての辛口の意見もあり盛り上がりました。

応援団長だったそうで滅多にないなか締めでした。