人口急減対策でヒアリング

自民党本部で人口急減対策の議員連盟(会長・細田博之自民党前総務会長)が約三年前から法案策定に向けて議員提案を考えていることは知っていたが、具体的なことは良くわからなかった。

今日は、その議員連盟の総会があり、その場で自民党総裁選挙後の臨時国会に法案提出すべく地方の意見を聴取することになり、急遽全国町村会の意見を述べることになり、準備もそこそこに出席した。

決算委員会からの承諾をいただき出かけ、知事会からは島根県の副知事、市長会からは新潟県上越市長さんが出席された。

こうした場合は事務局が準備した原稿によって意見を述べるが、今回はそれはやめてほしいとの本部からの要請で生の声を述べさせてもらった。

他の方々は、それぞれの県と市で丁寧な資料を準備し、説明されていた。後で聞いたが、これは、本部が求めているものではなかったようで、率直な意見として捉えてもらえたのではないかと、全国町村会の事務局では感想をのべていた。

金田勝年自民党幹事長代理も出席しておりました。

法案はこうした形で一気に議員提案として成立の方向であり、大いに期待したいが、わが村、地域が指定されるかどうかは不明ですが、県が指定することには私としては疑問を呈したし、住民の意向、考えをしっかり把握しているかどうかを考えてほしい旨を意見としてはっきりのべてきました。

決算特別委員会

(決算特別委員会のもよう、議会広報提供)

平成29年度の村の各会計決算議案を今回の議会に上程しており、議会では特別委員会を設置して今日と明日審議することになっています。

今日は、一般会計と国保関係決算二件を審議した。

大変活発な質問があり、白熱した議論となった。

今後の行政運営に当たって検討を加え、より効率的、効果的な行政施策の計画運営を心掛けなければならないと感じた。

職員側からも直接担当者を含めて質疑応答に出席しており大いに参考になったものと思っており、良く研究、勉強してほしいと思っている。

人口急減にどう対応するか?

(我が国の人口の動向図)

我が国の人口は急速に減少社会に向かっている。

2040年には団塊の世代及び団塊ジュニア世代が高齢者となっており、ピラミッド型からいわゆる棺おけ型になると言われています。

最近の出生者数は100万人に満たない。

これが、2040年にはこの世代が20歳代となり、完全な逆ピラミッド型となる。

国の将来が極めて憂慮されることから、国においてはこの対策はどうあるべきか真剣に検討を始めており、我々地方自治体でも安閑としてはおられない。

2040年が遠い将来のことではなく、国における政策として地方の政治の中でも、現実のものとして捉えるように考えていかなければならない大きな課題であろうと考えなければなりません。

国においては、地方制度調査会等でも検討に入っているようで今後我々も危機感をもってこの課題に当たらなければならないと考えているところです。

新しい情報と対応

(理事会)

(市町村の振興を考える会議員連盟との意見交換会)

朝の8時から市町村の振興を考える会議員連盟(会長・山口俊一衆議院議員)と全国町村会正副会長との意見交換会が年に数回行われており、色々な新しい情報が貰えて参考になる。

今回は、森林環境税、過疎対策、人口減少対策、ふるさと納税制度などについて中央での動き、今後の方向などがかなり突っ込んだ話し合いとなった。

この場では、災害が次々と発生し、国による財政対策としての恒久的な税制の必要性なども話し合われた。

理事会では、吉川総務省大臣官房審議官から2040年対策等の地方制度調査会の審議内容などの講演があった。

議会一般質問

 

(議会9月定例会議の一般質問)

(写真は議会広報提供)

村の議会が再開され、今日は、東成瀬小・中学校の児童、生徒も近く開催予定の子ども議会もあることからか14名が傍聴に訪れた。このほか田子内の大黒学級や一般の方の傍聴もあり、傍聴席はほぼ満員であった。

一般質問では、3人の議員から、村の財政対策や予算、補助金制度等、防災対策、避難所、避難指示、農業政策等の質問があった。

折しも、台風21号の襲来が懸念されており、そうした対策に対してもより緊密にそれぞれの地域防災組織と情報を共有しつつ、より具体的な対策でこの問題に対応しなければならないということを確認したところです。

北緯40度ですねー!

(北緯40度は雨模様)

所用があって北緯40度に来ています。

同じ緯度は東がニューヨーク、フィラデルフィア、西は北京、アンカラ、マドリードだそうです。

そんな思いで立って見ると、何か遠く世界が見えるようで子供のような純真な気持ちになります。北京、ニューヨークには15年も前に行ったことがあり、マドリードの近くには昨年に行かせて貰いました。

その時の思い出が甦って来ました。

今、話題の道の駅をじっくりと見て回りたいと思っています。

定住促進住宅着工

(滝の沢定住促進住宅地鎮祭)

定住促進を進める施策としての住宅を重要な政策として進めている村では、田子内の一期工事から、今年は二期目として滝の沢地区で4棟を建設することとして予算化し今日は、その工事の安全を期して、施工者の主催で地鎮祭が行われた。関係者凡そ30名が出席し、工事の安全を祈願した。田子内の住宅は6棟全てに入居しており、11名が新しい生活をしています。

今後は、対象をどういった年代等を含めて検討し、展開しなければなりないと考えているところです。

秋田県医療審議会

(審議会の模様)

秋田県医療審議会が開催された。

秋田県の医療体制はどうあるべきかという大きな政策課題を審議するもので、この審議会が親会でこのしたに部会がある。

さらに、全県の八地域に地域協議会があり、そこでもこの課題を審議している。

なぜ、この課題があるかというと2025年には後期高齢者がピークに達しさらに、人口が急激に減少していく状況下で医療体制の整備、特に高度急性期、急性期、回復期、慢性期医療の体制が地域ごとに大きな アンバランスになっておることなど、統計の取り方などにも課題があるにしても、医療体制としてしっかり対応視はければならないことら審議をされておる。

今回は、秋田県としても医療体制の整備は秋田県が主体的に取り組まなければ鳴らないとしてつよい考えが示され大いに期待したいと。

急激な気温変化

(今日の帰宅時の気温17度)

夏休みして今日は出勤。

朝から雨、午後の遅くなってからは晴れてきたが日中は雨が強かったり、曇り空。

急激な気象変化で身体がついて行くのに大変だ!

帰りの時間は写真のような気温で、なんと7月5日以来とのことで異常な暑さは45日ぶりとのこと。

過ごしやすいことには違いはないが、あまりの変化にはちょっと驚いている。

そんな一日、休んだ為か、結構忙しかった。

それに、何と言っても高校野球の我が秋田県代表「金足農業高校」が強豪中の強豪横浜高校を撃破した。

しかも、8回裏に二点差を三点ホームランで逆転し、吉田投手が9回表の攻撃を三者三振で切り抜け見事な勝利を納めた。

凄い!最後の最後まで諦めることなく攻撃し、守り、素晴らしい精神力と逞しい野球を展開してくれた。

どちらかというと、精神力が弱いと言われる我が秋田県チームを見事に覆してくれた!

ありがとう!金農!さすが雑草軍団!といわれている金農!

気分のいい一日になった。

仕事もそのあと忙しく、夕方遅くまで予算査定などで皆に難儀をかけた。

感動の一日でした!

職員研修

(講演する武居全国町村会事務総長)

(講演を聞く職員)

昨日の午前中は成人式が行われ、午後からは、めったに来訪されることのないぐらい多忙な全国町村会の事務総長である武居さんが来訪してくださることになり、折角の機会であることから、講演を急遽御願いした。

東京大学工学部を卒業直ぐに、総務省(旧自治省)に入省し、国や地方(宮崎、大分、岩手、福岡の各県)で自治政策や地域づくりに取り組み、消防庁で防災部長、総務省地域力創造審議官、自治大学校長などを歴任して一貫して地方行政に精通されているかたであり、現在も全国町村会の事務がたのそう責任者として大きな力を発揮されておられるかたです。

講演会では、現在から来年度にかけての政策課題、重点事項の主なもの、災害対策、地方財政、地方創生、教育施策の推進、農林水産業、町村自治の確立、第32地方制度調査会のスタートについての話しをされた。

更に、地方の現場をとにかく綿密に調査され、それに基づく考え方、現状、現実を講演してくださいました。とても参考になる講演であった。

ありがとうございました。