9月定例会議終わる

(秋の気配濃くなる)

9月中旬、秋の気配も濃厚となってきた。

今日で村議会9月定例会議が休会となった。

提案した平成28年度各会計の決算も特別委員会の慎重な審議を経て無事認定された。一方各会計の29年度補正予算案も予算委員会の審議で可決され本日の本会議で原案通り成立した。

提案した議案の全てが可決、認定、同意頂き計画的に予算執行、事業を推進できることとなった。

まずはひと安心、次の施策展開に向けて準備しつつ沢山の情報を集めて研究し、職員と共々懸命に頑張らなければなりません。

事業や会議など目白押しでありますが、精力的に意欲をもって前進したいものです。

病院運営委員会

(挨拶する小野地理事長)

(挨拶する天満病院長)

湯沢・雄勝地域の中核病院である厚生連・雄勝中央病院の運営委員会が定期的に開催されている。

医療と健康分野での大事な会議であり出来るだけ出席している。

今回も、運営状況の報告等を話し合ったが、いつも話題になるのが「医師の充足」であり、運営の厳しさが医師不足であることは明らかである。

しかし、この課題は新たに厚生連の病院長から新理事長に就任した小野地先生から、一朝一夕で解決することは難しいと、正直な挨拶があった。

県においても、そうした現状を理解しつつも、自治医科大学の研修医から次第に充足されるので徐々に解決されるだろうとの考えも会議の都度説明されるものの、現実は改善されてはいない。

秋田市に医師が集中している現実はいかんともしがたい状況であり、更には大学医学部学生募集の地域枠が確保されたといっても、具体的に見えてくるのはいつのことやら。

この課題に対しての議論は空しい思いが強い。

医療構想であっても、今回は二次医療圏も次回までは現行制度で維持されるが、次回にはまた同じように横手平鹿地域と湯沢雄勝地域の併合が話題になるのが必至であり、何とも厳しくもあり難しい課題である。

道路行政の意見交換会

(挨拶をする石川道路局長)

全国町村会の財政委員会では昨年に引き続き国土交通省道路局長他幹部の方々と道路行政全般にわたっての意見交換会を行った。

現行制度の説明を受けその制度の内容の問題点、課題などを率直に述べてより良い制度となるように意見交換をした。

特に交付金制度については余りに要望が多く活用が逆に難しく感じている地方団体が多く残念である。

わが村については幸い色々なご指導を頂いて上手く機能しており、これからも情報を集めるように努力したいし頑張らなければならないと感じている。

町村の振興を考える会

(国会議員で市町村長経験者で組織している会)

早朝から朝食会をかねて「町村の振興を考える会(会長・山口俊一衆議院議員)」と全国町村会の正副会長との意見交換会が全国町村会館で行われた。

始めに町村会の三つの部会から要望が提示され、これに対する意見交換が行われた。

特に、道州制反対に対しての意見として、参議院の合区の問題と憲法に関しての立法府と行政府としての関係に対する意見がでた。

思わぬところで憲法の勉強ができた。

ゴルフ利用税は町村部分の代替財源はしっかりと確保したいし、森林環境税は今年決めれないと益々難しくなるのでしっかりと制度創設に努力したい。

一方、過疎問題では「過疎の中の過疎自治体対策」を考えなければならない意見があること。

防災対策としての消防の役割の重要性、減災対策としての予防治山、砂防、植林の重要性も大きな話題となった。

一方、大学のサテライトキャンパスの誘致、都市と地方のエネルギーの活用などの構想、市町村合併の結果としての旧町村の疲弊解消のため、振興局を元の役場で呼ぶようにしたらどうか?などのアイデアもだされた。

充実した意見交換会となった。

議会定例会議再開

(議会の予算・決算特別委員会で審査/村議会広報提供写真)

昨日から村議会9月会議が再開されている。

昨日は村政全般にわたっての行政報告と今後当面する村政運営の方針と考え方などを述べて議会のご理解とご協力を求めたところでした。

9月議会は前年度の決算を審議していただく大事な議会であり、慎重に審議をするため議会では特別委員会を設置して具体的な審議をしている。

これには、担当職員も出席して、質問に丁寧に答弁することにしている。

自分が計画した事業をどのように、議会が評価してくれているかを知る絶好の議会であり、真剣そのものである。

こうした経験を積み、村政のあり方を見つめ直す絶好の議会でありよい勉強になるものと思っている。

秋田県地方創生会議

(会議の模様)

秋田県地方創生有識者会議の委員となっており、29年度会議に出席した。

会議の目的は「あきた未来総合戦略」と地方創生交付金事業等の検証であった。

基本目標にたいする施策の検証で、産業振興による仕事づくりや、移住・定住対策、少子化対策、新たな地域社会の形成、の4項目に渡っての実績検証であった。

内容的にはあまり芳しい成果であったが、数値の捉え方が他県と比較して一定ではないことに起因するのか、低いように感じられることから、他県の状況も把握し、もっと意欲的な検証を考慮する必要性があるとの意見などもあり、委員からの積極的な発言の多い会議であった。

自治体と民間連携模索

(長尾社長の講演)

銀行主催の講演会が開催され、これに町村会も後援することになり、聴講させていただいた。

会社創立から一貫してお客様本意の経営を貫かれ、毎日社是を確認しての経営、全国20万人の社員を統率し会社の意志を徹底するためには、最大10人のグループ化によって管理運営をしている。

更に、お客さんに大しても積極的な声かけを徹底し、信頼度の醸成を徹底しているとのこと。

最近は、買い物難民対策としての路線バスとの連携によって、客貨同乗の試みの規制打破も進行させている。

また、自治体の広報配布にも乗りだし、既に利用している自治体も増加している。

我が村では、既に10年以上になる、職員による配布と安否確認を事業として取り組み始めており、視点が同じであり、大変興味深い経営理念であるように感じた。

成長株の政治家

(挨拶する中泉松司参議院議員)

(来賓挨拶の岸田自民党政務調査会長)

(秋田県町村会の要望書手交)

秋田県選出中泉松司参議院議員を励ます会が開催された。

これに先だって、岸田自民党政務調査会長に対しての秋田県及び我々町村会などの各種団体から多くの制度要望が直接岸田会長に手交された。

政調会は下部組織に専門の事務局を持ち、その道のエキスパートを揃え制度、法律、予算などを議員が議論して法案を政権与党としての提出をする重要な組織であるようです。すべての議案はここを通らないと成案にならないことのようです。

こうした組織に議員はどれかの委員会に所属し、研究、勉強、しているわけで、我々が知らないところで大変な議員活動をしている。

そんな中にあって、中泉松司議員は先の国会で、参議院予算委員会で約40分にわたって一人で

堂々と農業問題、災害対策などの課題に対して自らの農業、県議会議員としての経験を交え、堂々と自らの考えをのべ、それに対しての総理大臣を含めた政府の考えを質した。

これを受けた総理大臣、副総理大臣が一年生議員とは思われないあまりの堂々たる内容のある質問に感心したようで、当時外務大臣として質問を受けた岸田会長に、話しかけがあったことを講演の中で紹介してくれました。

それだけ、将来有望な政治家として期待され成長株としての証であろうとおもったところでした。

実際、先の参議院予算委員会での質問をテレビで見、議員会館で要望などをする際にも、実に課題を的確に捉え、本質的な質問を我々が受けることがしばしばであり、よく研究しているんだなーと感心することが多い。

大いに期待したい政治家であるし、我々も勉強しなければならないことにもなります。

全国豊かな海づくり

(海づくり大会実行委員会)

第39回全国豊かな海づくり大会が秋田県で開催されることになり、その実行委員会が発足した。

会長は佐竹秋田県知事がなり、県内の関係機関の代表68人によって組織された。

開催は平成31年の8月から10月の間の2日間で天皇皇后両陛下ご臨席のもと開催される予定となっている。

この二日間ばかりでなく、海を育む多様な関わりに関心を持つ機会にするものである。

昨日の実行委員会では、開催地として秋田市の県立武道館を主会場に秋田港等でのイベントを開催することが決定した。

ただ、この大会が海のみに特化することなく、関連する河川、湖沼等の内水面にも関心を持ち、更には豊かな海を作る、あるいは海産物を育む森林の果たす役割など多様な観点からの運動とすることがより求められるような意見もあった。

当然のことであると感ずる。

放流事業、森林整備等の視点も必要であるのではないだろうか。

定住促進住宅着工

(着工した定住促進住宅)

村の重要施策である定住対策の一つとしている住宅整備が着工した。

本年度は田子内地区に3棟の戸建て住宅として整備するもので、更に次年度以降も計画的に進めたい考えでいる。

この工事安全のための地鎮祭を行い安全を関係者の参列のもと祈願した。

年内には完工し入居者の募集を行い利用出きるものと期待している。