昨日の雲の動きと実り

お盆も過ぎ、仙人の郷も秋の空を感じる。

心配だった田んぼも一様に穂が出揃い回復したのでしょうか?でも、気温の低温傾向は続いているようで心配ではあります。

帰省していた人たちも徐々に帰り、静かな村里に戻ったようにも感じるし、一方では何か寂しい感じもする。

そんな環境の中にあって、村の中では多様な動きが次々とあるし、また積極的な行政運営を果敢に行っていかなければならない。

いよいよ年度の折り返しに入り、事業も着実に推進すべく努力して行きたいものです。

工事や事業関係の着工式や地鎮祭等も次々と計画されている。

デンバーの日本館に派遣

(派遣される5名の高校生)

米国の中西部コロラド州デンバー市で日本文化、武術の伝習、ホームレスの支援、孤児の支援等のボランティア活動をして約50年以上になる日本館(館長・本間学、秋田市出身)との交流を再開して2年、それ以前は30年近く東成瀬村と人材の相互交流派遣をしていた。

昨年からは、更に一歩進めて次代を担う高校生等の体験交流を通じ、紹介予定の自治体提携を含めるための対策をとるため、職員3名も派遣することとした。

その壮行会を15日に行い、意義などを確認したところでした。

また、全国小中学校陸上競技大会に出場する土谷橙真君(東小6年110mハードル)の壮行会も行った。

それぞれの交流と活躍を期待しましょう。

記録的大雨

(肴沢橋の上流、田子内堰堤の状況)

(下流方向)

(伊達堰の水路は溢れています)

昨日からの線上降水帯が長時間に渡って次々に秋田県の上空にかかかっており、ほぼ全域が大雨警報、洪水警報、避難準備から避難指示と段階毎に厳しくなっていき、職員はその対応に懸命である。

今回は、気象情報が細かく丁寧になり、秋田県、気象台、国土交通省の事務所からもタイムリーに素早い情報が伝達され、自治体も懸命で

わが村も大雨警報が一番遅くなってから出され、職員が情報収集に村のなかをくまなく調査したが、異常は発見されない状況にある。何とかこのままで推移してくれればとねがっているところです。

写真の増水状況からするとまだまだ剃んな大きな災害にはならないような感じですが、このまま降り続くと下流は大災害も考えられその対応は緊張した体制である。

県でも対策本部を立ち上げ対応しており、明日からの道路要望会は中止となり、私も午前中にすでに参加取り止めを連絡して貰ったところでした。

要望活動夏の陣

(総務省の安田次官に要望)

(総務省の黒田財政局長に要望)

(超多忙の中で菅官房長官に要望)

秋田県町村会の要望活動を12町村長が三班編成で総務省、国土交通省、農林水産省、厚生労働省に25項目の要望活動を精力的に行った。法務大臣政策秘書、冨樫総務省大臣政務官、秋田県庁東京事務所、国会議員秘書の方々の案内で要望活動夏の陣を効率的に行った。

官房長官は空き家対策に苦慮している町村の実情に大きな関心を示されておられた。

総務省では冨樫政務官を始め次官も町村運営のため協力しあって年末の予算編成に対処するようにしたい。

各省庁の冷房は、28度とのことでむし暑く、皆さん汗をかきながらの要望活動で大変な御疲れであったと思う。

ご苦労様でした。


税制の講演

(総務省の池田市町村税課長の講演)

秋田県町村会では例年この時期に、首都圏で秋田県に関わる著名な方々をお招きしての講演会や意見交換会を開催している。

今年は秋田県庁に総務省から派遣され6年間秘書課長や財政課長としてご活躍され、現在総務省税務局市町村税課長の役職にある池田さんをお招きしての講演会、意見交換会を開催した。

ふるさと納税、待望久しい森林環境税など幅広い視点からの税制についての講演と意見交換をさせていただいた。

大変親しみある講演で12町村長からは活発な意見交換があり、時間を忘れてしまうほどの充実した機会となった。

夏のゲレンデ

(刈り込んだ草地とゲレンデ)

(夏のジュネス栗駒スキー場)

昨年より賑わったジュネス栗駒スキー場も、夏になると一面の草原になる。

その草原を大型の草刈り機械によって縦横に刈り込まれ、ご覧のようにきれいに刈り込まれ、ほぼ4日ぐらいで乾燥飼料となり、梱包され袋詰めとなって、冬季の牛の祖飼料として貴重な物となる。

畜産飼育にはこの粗飼料が非常に具体的に重要であり、輸入までされているが、価格も高くしかも農薬などの関係で国産祖飼料はとても貴重であるようだ。

刈り込まれたジュネス栗駒スキー場の夏の顔もゲレンデとはまた違った趣があります。

河川・ダム事業要望活動

(吉野復興大臣も出席してくださっての意見交換会)

(東北地方の衆参議員も出席)

(山田局長が総括挨拶)

昨日の朝7時から朝食をはさんで活発な意見交換を開催した。

私は協議会の幹事長として司会進行を毎回担当している。

特に今回は、北九州の豪雨災害があまりにも貴重な想定外のことであり、復旧のあり方、工法に非常に具体的な提言があった。視点を変えた災害対応でなければならないと改めて感じたところでした。

そのためには予算がどうしても不足している。その確保のため議員會舘を回って議員に直接要望できた。

ほとんど不在でしたが、中には直接お願いできた議員さんは非常に具体的な話をしてくださいました。

田畑会総会

(総会であいさつする佐々木会長)

田畑会(会長・佐々木 修)は平成五年に創立された東成瀬村の農業後継者の団体で、村の農業の中心になる方々で結成された団体であり、意欲的な研修や農業課題について積極的に提言していただいている。

今回は、平成30年度からのコメ生産調整について、国の関与がなくなり、そのあとの対策などについて話し合った。

県と村においてもその対策については今後具体的に施策を検討し、村の農業の全般について対応策をこうした団体とともに練っていくことになります。

村の農業も大きな岐路に立たされているものの、あらゆる施策を活用して積極的に取り組んでいかなければならないと考えているところです。

高速道路で地域づくり

(講演する紺野純一氏)

昨年度設立した「秋田日本海沿岸東北自動車道早期建設期成同盟会」の高速道路ネットワークを利用した地域づくりフォーラムinあきたが秋田市で開催された。

秋田県内の高速交通体系整備計画はかなり進んでいるもののまだまだ全線がつながらず地域振興の発展に支障を来していることは残念なことである。

そうしたことを打破すべく官民一体となってこうしたフォーラムなどを開催して運動を展開し早期実現を図ろうとするものである。

基調講演は観光振興などの面から、地域にこだわらず面として考え広域的な視点で考えることの重要性が指摘されていた。

全くその通りで、秋田県内での視点であってもどこか物足りない!現に計画しているインバウンド対応であっても行政圏域単位であったりしていることのように感じられてならない。

視点,考え方を変えていくことが必要ではないか?

そんな感じでのフォーラムなあったし。意見発表も折角発表してくれたのに余りに持ち時間が短く感じられて残念であった。

どこか空しい感じさえしてならなかった。

山村振興の理事会

(理事会の模様)

全国山村振興連盟理事会が開催された。昨年度はブロックの会議が本村を会場に開催され、ラジオ放送の難聴地域解消のためこの会議と過疎地域自立促進連盟の理事会や総会などで積極的に発言し要望として採択され、国会の委員会などでも取り上げられ実現に至った経緯などもあり、大切な会議である。

この他この会議で説明を受けた山村地域活性化交付金等のソフト事業も採択され現在進行中の事業もある。

やはり、いろんな制度の情報の収集はこうした場面に積極的に出席して始めて活用されることになるものです。

今回も、農林水産省の山村地域活性化対策としてのルネッサンス事業が相当な額で予算化されているようで研究してみる必要がありそうだ。