国交、総務、財務の三省に要望

(菅官房長官に要望)

(総務省大臣官房審議官に要望)

(財務省前田主計官に要望)

(財務省主計官と担当係長)

(榊国交省道路局次長に要望)

昨日と今日今年一月から二月にかけての豪雪は、2mを超えて、村では豪雪対策本部を設置してその対応に当たってきた。今年の降雪状況は、秋田県全体では、雪が少ない状況にあって、県南部特にわが村や湯沢市や皆瀬村での「線状降雪帯」とも言われても良いような気圧配置が長く続き、こうした気象状況が顕著であることから重たい雨雪、湿雪で除雪車の出動回数、出動時間が過去最高を記録した。昨年も雪が多くその対応には参ってしまったが今年はそれにもまして、間断なくなく降り続く雪は村の除雪経費の大幅な、支出につながった。

これに対する国と県による財政支援を求めて、国会議員と秘書、秋田県と東京事務所職員の職員の方々のご協力をいただいて、二日間にわたって私と議長とが菅内閣官房長官、財務省主計官、消防庁長官、総務大臣官房審議官、財政局長、地方交付税課長、調整課長、財政課長更には国土交通大臣、次官、国土交通省道路局次長、企画課長、環境整備課長、さんなどに実情を写真を添えてしっかりと説明申し上げ、理解いただくようにお願い申し上げて来ました。

少し遅かったかなとも思われますが、一定の理解を示してくださいました。

官房長官は超多忙な参議院予算委員会の開催中であり、なおかつ内外の厳しい政治状況のなかで時間を取って頂き、熱心に聞いてくださいましたし、「多いなー!」「バスが見えなくなるんだよなー」ともおっしゃっておられました。

強い見方感じました!

緊急の要望活動

(黒田前総務省自治財政局長、現消防庁長官に要望)

(御法川事務所で秘書に要望)

今年の冬の豪雪は、ここ10年で最も除雪経費がかかった。昨年も多かったのであるが、一月の除雪車の出動回数、出動時間は最大となってしまった。

この経費も約3割増以上の見込みであり、この後も農道除雪、除雪した雪の排雪、後片付け農業施設の除雪支援等もあり、新年度予算からの支出も見込まれることから、村議会議長と共に国会議員を中心に財政支援の要望活動を行った。明日は官邸、財務省、国土交通省、総務省に集中的に要望活動を行うことにしている。

既に、国会議員さんからは早速官庁に要望してくれたとの連絡があり、誠に素早い対応に感謝している。

この要望には秋田県東京事務所の課長、主幹も同行さてくれましたし、御法川事務所の政策秘書も同行もありありがとうございました。

雨水の候

(成瀬川の下流も霞んでます)

(成瀬川と合居川の合流点では川霧が)

(朝日が雲間から出ようとしてます)

ここ数日は、穏やかな天気です。

19日からは二十四節季の一つ雨水の候となり、文字どおり、雪が雨に変わる頃となることから雨水と言われているそうです。

本当にそうあって欲しいと心底思う今年の冬でした。

山肌もあちらこちらで雪崩が始まっており、少しずつ春に向かって居るのが実感としてあります。

それにしても広い秋田県でも県南のほんの一部だけが異常に積雪量が多かった。

ここ数年「線状降水帯」が話題となり、豪雨災害をもたらした。

それと同じように、「線状降雪帯」と言う表現のしかたがないのだろうか?

あっても良さそうな気がする今年の豪雪状況であった。

調べたらありました!「線状降雪帯」!でもなぜか、今年の豪雪ではこの表現が無かった。余りに地域が限定されていたのか、あるいは被害が少ないと判断されていたのかな?

3月の初旬には、豪雪資料をまとめ国や県にも財政支援の要請に出掛ける予定をしたいと考えているところです。

山村振興の研修会

(総務省福田調整課長の講演)

(農林水産省地域振興課長の講演)

(研修を終えてホテルに戻ると夕焼け)

午後からびっしりと総務省、農林水産省、林野庁の課長、室長から31年度事業や予算、主要事業のポイントについての講演があった。

幼児教育の無償化、防災・減災、国土強靭化の3か年緊急対策、土地改良事業の地方財政措置の拡充、公共施設等の適正管理等取り組むべき事業があった。

地方財政を取り巻く環境は厳しいものの、数年ぶりに安定した地方財政対策になっていることが説明された。

一方、農水省の事業でも我々が課題としている採択可能な事業メニューがあるし、国土の70%が農山村であり、耕地面積と農業産出額は40%との指標があるし、農山村の人口は全人口の11%であることの現実からいかに農山村の役割の大きさを認識するべきであることを視点にして、これにどう取り組むべきかしっかりと担当と協議しなければならない。

森林林業でも森林環境税及び森林経営管理制度との関わりをしっかりと研究し、現行法での公有林での活用には別としてしっかりと議論して行かなければならないものの、森林整備への取り組みは計画的に推進していかなければならない。

内容の濃い研修会となった。

過疎連盟とダム水源地懇談会

(過疎理事会で総務省財政局長の講演)

(ダム水源地活性化についての篠原コーディネーターの総括)

全国過疎連盟の理事会が開かれ提出議案の事業計画、予算、複式簿記の導入等が原案どおりで可決され、今年4月の島根県知事選には現知事の溝口氏が出馬しないことが表明され、全国過疎連盟会長も辞任することになり、11月の総会まで三村青森県知事が会長代行となることが承認された。

知事選にはかつて秋田県地方課長をされておった大庭誠司氏が出馬表明、総務省の官僚も退職し出馬するとのこと。

大庭氏は課長当時、机の上はいつもきれいで何もなく、さて講演ともなると原稿なしですらすらと講演する、終わってみると講演内容が本になるという方で、驚いた思いと頭がいいんだなーと感心した覚えがあります。

福島県の副知事なども経験された方であったと思う。

この理事会の後、ダム水源地活性化のための懇談会があり、ダム事業終了後の活性化のあり方について真剣に考えるための良い機会となった。

そのためにも、水源地対策ビジョンの対策が急がれるところであり、「まずダメだ!」ではなく「どうすれば出来るか!」の姿勢で積極的に計画していきたいものである。

最近の動向はそうした方向性が強くなっているとのことでもあるようだ。

政府の方針も観光振興は国の方針でもあることをしっかりと認識して対応することにしたいものである。

マネでも何でもいいから積極性が求められる時代であることを認識すべきである。

猛吹雪のあとの晴れ間

(午前中は猛吹雪、午後からは除雪作業も急ピッチ)

(焼石連峰も夕陽を浴びて)

午前中は凄い吹雪で孫たちもスキー場行きは二の足を踏んでいたが、晴れ間が出るや大急ぎて出掛けた。私は残念ながら昨日から風邪気味で無理となり、横手の掛かり付けの耳鼻科受診、インフルエンザではなくホッとした。

帰りに望む焼石連峰は夕陽を浴びてとてもきれいでした。

除雪車もつかの間の晴れ間に急ピッチで道路交通法幅だしを頑張ってくれていました。

前向きな対応

(鶴田秋田県議会議長に要望)

(小川秋田県建設部長に要望)

午前10時から村議会が開会、契約案件、補正予算等を審議可決いただきました。

この後秋田県議会と秋田県庁で横手・東成瀬線の要望に横手市長、議会、村の議会と山内地区と岩井川地区の役員さんがたと合同要望を行った。

最終目的の通年通行に向けた路線変更を含めた抜本的な対応を要望した。

今回はその前段としての試験除雪を市・村道を含めて検討するための具体的な検討を考えてくださるような意向があり、是非期待したいし、協力させていただくことを申し上げた。

また、仁郷・大湯線についても342号、398号の冬季閉鎖解除と同時開通を検討したい旨の意向に強い期待感を持ったところでした。

長年の運動がこうした形で実現する方向にあることになればとても嬉しい限りです。

道路整備を要望

(平鹿振興局長に要望)

(雄勝振興局長に要望)

午前中は総合事務組合の予算査定に出席し、その足で主要地方道の横手・東成瀬線の要望に、平鹿と雄勝の振興局に横手、東成瀬の関係役員で合同要望をした。

最終目的は通年通行であるがその実現にはもの凄い厚い壁であり、挫けそうな気持ちになってくるものの、地元住民の強い希望はそんな心細い気持ちを吹き飛ばしてくれる。

この同盟会は地域住民の自主的な運動で立ち上がった組織であり、この強い意志を実現に向けて努力しなければならない。

県境、郡境にあるわが村にとってはこれは振興発展の基本でもある。

平野部の自治体とは違う逆境かもしれないが、そんな環境を関係機関にしっかりと理解させる努力を発信し続けなければならないと思っている。

全国町村会の会議

(荒木会長の挨拶)

(東京は晴れ!こうも違うんですよねー!)

東京は朝から快晴。それにつけても村のことを思うと日本列島は広いし、気候がこんなに違うとはといつも思ってしまう。昨夕も国土交通省道路局との意見交換会でも、往きのこと、特に豪雪対策本部のことやら、雪降ろし、除雪費用のこと等も話していると、全く感覚が違うし、雪のことについての意識のズレが半端ではないように感じてしまう。特に、年度末に対象になる除雪費用に対する交付金の積算根拠の非合理性、根拠の統計の取り方等に疑問を呈しても、担当が内閣官房の方などであるようで、理解がされないじれったさを強く感じた。

今日は朝から連続しての会議が5つもある。夕方までびっしりだ。

地方財政、地方税制、環境政策、プレミアム商品券の取り扱い等も説明があった。

新年の要望活動

(新年の要望活動は官房長官に)

(秋田県町村会)

今年の秋田県町村会の政府に対する要望活動は官房長官に時間を取っていただき始まりました。

緊張する外交、内政等超多忙の中の面談であるにも関わらず、10分以上も対応してくださり、地方財政対策の具体的な予算化の内容(地方消費税の配分見直し等)、農業対策の課題、林業対策、漁業対策など地方重視の姿勢を鮮明にしていること、観光対策と農業の関連を重視を明確にしていること等極めて具体的な話題としてくれました。

やはりふるさと秋田、ご出身の雄勝町での子供の頃の朝起きて洗顔は自宅の前の堰の冷たい水での顔を洗った覚え、それは今なお5時には起床し、先ずは冷たい水道水で顔を洗う習慣は故郷に対する思いを忘れないことの政治の原点であると、しみじみと語られておられました。

この他沢山のお話しをしていただき、参加者一同大変有意義な要望会となりました。

これ程長い時間懇談出来たことに心から感謝申し上げたいと存じます。