小中連携事業

(国道沿いのキバナコスモス)

東成瀬小学校と東成瀬中学校の連携事業は始まってから10年以上にもなります。

その一つに「キバナコスモス」の花壇づくりはしっかりと定着してきています。梅雨の頃には種蒔きを合同で行い、手入れも父兄の協力をいただく他、植栽地の整備には村の建設業協会の皆さんにも協力して頂いている。

たくさんのかたがたの協力はこうした形で実現しており、学習の成果にもそうした地域の協力があることを子供達もしっかりと知っていると思っています。

先日は連携事業の一つにパークゴルフを合同で行ったようです。

道路沿いの美化運動は訪れる人達、通勤の村民の心を癒してくれる大きな力となっていると確信しています。

ありがとう!

自治体と民間連携模索

(長尾社長の講演)

銀行主催の講演会が開催され、これに町村会も後援することになり、聴講させていただいた。

会社創立から一貫してお客様本意の経営を貫かれ、毎日社是を確認しての経営、全国20万人の社員を統率し会社の意志を徹底するためには、最大10人のグループ化によって管理運営をしている。

更に、お客さんに大しても積極的な声かけを徹底し、信頼度の醸成を徹底しているとのこと。

最近は、買い物難民対策としての路線バスとの連携によって、客貨同乗の試みの規制打破も進行させている。

また、自治体の広報配布にも乗りだし、既に利用している自治体も増加している。

我が村では、既に10年以上になる、職員による配布と安否確認を事業として取り組み始めており、視点が同じであり、大変興味深い経営理念であるように感じた。

歴史を探る

(講演する半田和彦先生と伊達の家紋のある裃の箱)

地域の歴史を聞く機会があったので出席した。

村のなかには、水路に関した歴史があり、それが江戸時代から開田のために整備されてきたのであろうが、歴史としてしっかりと確立された文献などがなくただ何となくいい伝えられてきたように感じているが、岩井川部落長が先導して、高校の教諭であった半田先生を講師に色々と指導して頂いている。

今回は、岩井川の集落を貫通している「遠藤堰」についての資料を読みとき、遠藤伝左衛門の功績、更に知行、開田の意義を前回に続いて、話しをしていただき、これを一歩進めて、滝の沢の小貫山堰の歴史、更に田子内の伊達堰に関して、田子内の佐々木家に保管されている伊達の家紋のある裃の存在を知ることとなり、これを村の伝承館で預かることとなるきっかけともなった。

これによって、今後伊達堰の経過にも参考になるのではないだろうか。

また、1700年代の当時の百科辞典的な書籍も持参してくれたかたもあり、とてもも夢の膨らむ講演会ともなった。

こうした、地域活動がどんどん進むことは意義のあることであり大いに期待したいと思うところです。

全国豊かな海づくり

(海づくり大会実行委員会)

第39回全国豊かな海づくり大会が秋田県で開催されることになり、その実行委員会が発足した。

会長は佐竹秋田県知事がなり、県内の関係機関の代表68人によって組織された。

開催は平成31年の8月から10月の間の2日間で天皇皇后両陛下ご臨席のもと開催される予定となっている。

この二日間ばかりでなく、海を育む多様な関わりに関心を持つ機会にするものである。

昨日の実行委員会では、開催地として秋田市の県立武道館を主会場に秋田港等でのイベントを開催することが決定した。

ただ、この大会が海のみに特化することなく、関連する河川、湖沼等の内水面にも関心を持ち、更には豊かな海を作る、あるいは海産物を育む森林の果たす役割など多様な観点からの運動とすることがより求められるような意見もあった。

当然のことであると感ずる。

放流事業、森林整備等の視点も必要であるのではないだろうか。

昨日の雲の動きと実り

お盆も過ぎ、仙人の郷も秋の空を感じる。

心配だった田んぼも一様に穂が出揃い回復したのでしょうか?でも、気温の低温傾向は続いているようで心配ではあります。

帰省していた人たちも徐々に帰り、静かな村里に戻ったようにも感じるし、一方では何か寂しい感じもする。

そんな環境の中にあって、村の中では多様な動きが次々とあるし、また積極的な行政運営を果敢に行っていかなければならない。

いよいよ年度の折り返しに入り、事業も着実に推進すべく努力して行きたいものです。

工事や事業関係の着工式や地鎮祭等も次々と計画されている。

仙人修行と滝行

(滝行と滝行を応援する参加者)

33回目になる村の風物詩にもなっているイベント「仙人修行」が4日から6日までの日程で行われている。

メーンイベント「滝行」が気温33度の中の水浴び、参加者は、約17mの落差がある滝行は凄い重量感で苦しかったと感想をのべていた。

水浴びで涼しい等とは思わなかったようで、結構厳しかったようだ。

参加者のインドネシアからのジョディさんは佐賀県庁に8月中旬まで勤めて帰国するが、何か手伝うことがないだろうか、秋には紅葉を見ながら再度訪問したいとのこと。私からは、交流で村の小中学生との繋がりを期待したいと話し、これに関心を示しこれからも連絡を取り合いたいとのこと。日本で言えば東大出身の青年で日本との活動拠点を仙台にも持っているかたでした。

また、地域活性化に協力、提案色々考えてみたいとのこと。

大いに期待したい。

16回を越える参加のかたは、このまま継続して参加していてよいものか?継続して参加する人が増えてほしい、自分達に何か出来ないかと、考えてくれるかたもありました。

OB会を考えて欲しいなー。

小さな集落での挑戦

(佐渡市小木町宿根木集落)

(食事も予約が必要)

佐渡市小木町宿根木集落は、伝統的建造物群の指定をうけている。

一般住宅も屋根が杉板葺きで石の重しが乗っている。住宅も落ち着きのある色で統一されている町並みてす。

以前は70戸程の集落であったようだが、現在は20戸程に激減しているがそれぞれに工夫をして保存されている。

「茶房やました」は、ケネディアメリカ駐日大使も激賞している民家を改修したレストランでパスタが有名。予約なしでは食べられない盛況ぶり。

回船で栄えた小木町宿根木集落であり、独特のまちづくりは注目されているようだ。

小さくても基本的な保存、地域起こしの理念のもとでの構想が大事な事であるように感じたところでした。

ローカルジャーナリスト

(田中輝美さんの講演)

今年で4回目になる秋田県町村会と秋田県町村議長会との合同研修会が開催された。

今年は島根県出身で地方紙の新聞記者であった田中輝美さんに講師をお願いしました。

新聞記者からフリーの日本でただ1人しかおらない「ローカルジャーナリスト」の田中さんは、地方のニュースを都市や東京では圧倒的に少ない。

それは、地方の情報が東京などでは絶対数が少ないことに起因している。

それを何とかして情報を提供し取り上げることをしたい、そうすることによって、地方に移住することに繋がるための、地方を理解し、関心をもってもらい、住んでみたいと言う関心を深めさせることにしたい。

地方紙の東京駐在記者としてそれを感じたことから、転身したジャーナリストで、村の地域起こし協力隊員であった佐藤喬さんをよくご存じでした。

とても参考になる講演であった。

早速取り組んで見たいヒントをたくさん頂くことができた。

要望活動夏の陣

(総務省の安田次官に要望)

(総務省の黒田財政局長に要望)

(超多忙の中で菅官房長官に要望)

秋田県町村会の要望活動を12町村長が三班編成で総務省、国土交通省、農林水産省、厚生労働省に25項目の要望活動を精力的に行った。法務大臣政策秘書、冨樫総務省大臣政務官、秋田県庁東京事務所、国会議員秘書の方々の案内で要望活動夏の陣を効率的に行った。

官房長官は空き家対策に苦慮している町村の実情に大きな関心を示されておられた。

総務省では冨樫政務官を始め次官も町村運営のため協力しあって年末の予算編成に対処するようにしたい。

各省庁の冷房は、28度とのことでむし暑く、皆さん汗をかきながらの要望活動で大変な御疲れであったと思う。

ご苦労様でした。


税制の講演

(総務省の池田市町村税課長の講演)

秋田県町村会では例年この時期に、首都圏で秋田県に関わる著名な方々をお招きしての講演会や意見交換会を開催している。

今年は秋田県庁に総務省から派遣され6年間秘書課長や財政課長としてご活躍され、現在総務省税務局市町村税課長の役職にある池田さんをお招きしての講演会、意見交換会を開催した。

ふるさと納税、待望久しい森林環境税など幅広い視点からの税制についての講演と意見交換をさせていただいた。

大変親しみある講演で12町村長からは活発な意見交換があり、時間を忘れてしまうほどの充実した機会となった。