水かさを増す成瀬川

(勢いを増す成瀬川)

(水路の流末の滝)

このところの雪も地熱によってたちまち消えてくれるから自然と成瀬川の水かさも一段と勢いを増して来ています。

川の色も独特の薄緑色となり、和むような優しい色合いとなっておる。私は好きな色です。

雪融けが進むと同時に山々の肌も春の様相を強くしながら、山菜も間もなく芽を出してくれることになる。

待ち遠しい山菜の宝庫の仙人郷。

春には遠くからお客さんがすでに数組訪問していただくことになっている。

山菜もしっかり楽しんで頂きたいものです。

ミュージカル

(杉山彰とわらしっこ合唱団)

(満席の会場)

(青く光るアオトラ石の石斧をもって)

(子供達が作った縄文のツボ)

(青く光るアオトラ石に向かって)

(縄文人のお祭りでフィナーレ)

〜縄文ロマン〜青く光る石のものがたりのミュージカルが、佐藤アズサ(劇団・東京芸術座)作演出、音楽を杉山彰で東成瀬小学校の生徒を中心にした、たけのこ劇団によった公演があった。

衣裳も手透き和紙の会が担当、舞台装置も地域の有志の協力で、素晴らしいミュージカルとなった。

練習は冬休みからはじまったが、春休みになってからはかなりハードな練習となったようだが見事に役割をこなし素晴らしい舞台となった!歴史を知り、夢とロマンのあるミュージカルでした。

これに先だって、ふるさと館館長の櫻田隆さんの縄文ミニ講座も分かりやすく好評でした。

会場はほぼ満席で大成功の公演でした。

仙人太鼓30周年

(成瀬仙人太鼓30周年記念公演)

平成元年に創設した創作太鼓グループが今年で30周年記念を迎えた。

五年ごとに記念公演をおこなってきておりこれまでオリジナル曲8曲を自分達でつくり、その時々で紹介してきておるとのこと。更に、小学生を対象に子ども仙人太鼓の後継者育成にも勉めて来られ、着実に村の伝統芸能としての位置付けを確固たるものとしておる。

今日の公演では、谷藤勉会長の挨拶では、共に歩んできた会員や後援してくれた方々、関係者に対するお礼があり、湯沢市の南家佐竹太鼓、大仙市のの蘭導(創作太鼓の指導者である鈴木さん)の二団体が友情出演をして30周年

祝ってくれました。

じっくりと約二時間たっぷりと大好評を堪能しました。

これからも頑張って下さい!

コミュニティ文化祭

42回目になる岩井川コミュニティ文化祭が賑やかに行われた。地域単位の文化祭が継続して42回も行われることはそれだけ地域の連帯感があり、協同して地域の行事に積極的に参加しようとする意識の現れでもあろうと思う。

この文化祭には岩井川地区のみならず他の地域の方々も沢山来ており関心も深いように感じている。

今日はこの文化祭のほかに全日本スノーボード競技会の第2戦があり、好天のなか素晴らしい戦いが繰り広げられた。

関係者からは素晴らしいコース整備とコースであるとの評価を頂き良かったと思っている。

この事はスキークラブを始めスキー場関係者、村の職員、県スキー連盟の絶大なご協力があってのことであり、心から感謝させていただきます。

ありがとうございました。こうしたことの積み重ねが次の事業にもつながるものであり、宜しくご協力をお願いしたいと願っております。

スノーボード全日本ジュニア競技大会

(今日の大会風景)

(スノーボード競技ソチオリンピック銀メダリストの竹内智香選手)

第25回全日本スキー選手権大会(スノーボードクロス、パラレルジャイアントスラローム)が今週と来週連続してジュネス栗駒スキー場で開催される。

2日3日はパラレルとジャイアントスラロームがジュネスカップと合わせて開催されることになっている。

これに合わせて全日本スキー連盟から若山理事と告知のためソチオリンピック銀メダリストの竹内智香選手が派遣され激励においでくださいました。秋田県スキー連盟からは佐藤会長がお越しいただきました。

今日のバーンはスタッフの頑張りで素晴らしいと競技役員や選手から高い評価を受けていました。

此からも後退する事なく継続して開催できるように最大の努力をしなければならないと強く感じました。

9回目の芸術文化祭

(多彩な演目で大盛会)

昨日は、9回目になる東成瀬村芸術文化祭が生涯学習で練習等を重ねて成果を発表する絶好の機会となり、また新たな展開の年ともなっていた。

午前中は、方言での「さぁ・シャベローゼ」大会、詩吟等の村独特の文化の紹介となったようです。

午後からは、お馴染みの歌謡踊り、民謡、カラオケ、バイオリン教室、三味線教室、更にはプロ並みの実力で会場を圧倒した妖艶な踊りで観客から割れんばかりの声援があるなど、とても盛り上がった芸文祭でした。

山村振興の研修会

(総務省福田調整課長の講演)

(農林水産省地域振興課長の講演)

(研修を終えてホテルに戻ると夕焼け)

午後からびっしりと総務省、農林水産省、林野庁の課長、室長から31年度事業や予算、主要事業のポイントについての講演があった。

幼児教育の無償化、防災・減災、国土強靭化の3か年緊急対策、土地改良事業の地方財政措置の拡充、公共施設等の適正管理等取り組むべき事業があった。

地方財政を取り巻く環境は厳しいものの、数年ぶりに安定した地方財政対策になっていることが説明された。

一方、農水省の事業でも我々が課題としている採択可能な事業メニューがあるし、国土の70%が農山村であり、耕地面積と農業産出額は40%との指標があるし、農山村の人口は全人口の11%であることの現実からいかに農山村の役割の大きさを認識するべきであることを視点にして、これにどう取り組むべきかしっかりと担当と協議しなければならない。

森林林業でも森林環境税及び森林経営管理制度との関わりをしっかりと研究し、現行法での公有林での活用には別としてしっかりと議論して行かなければならないものの、森林整備への取り組みは計画的に推進していかなければならない。

内容の濃い研修会となった。

過疎連盟とダム水源地懇談会

(過疎理事会で総務省財政局長の講演)

(ダム水源地活性化についての篠原コーディネーターの総括)

全国過疎連盟の理事会が開かれ提出議案の事業計画、予算、複式簿記の導入等が原案どおりで可決され、今年4月の島根県知事選には現知事の溝口氏が出馬しないことが表明され、全国過疎連盟会長も辞任することになり、11月の総会まで三村青森県知事が会長代行となることが承認された。

知事選にはかつて秋田県地方課長をされておった大庭誠司氏が出馬表明、総務省の官僚も退職し出馬するとのこと。

大庭氏は課長当時、机の上はいつもきれいで何もなく、さて講演ともなると原稿なしですらすらと講演する、終わってみると講演内容が本になるという方で、驚いた思いと頭がいいんだなーと感心した覚えがあります。

福島県の副知事なども経験された方であったと思う。

この理事会の後、ダム水源地活性化のための懇談会があり、ダム事業終了後の活性化のあり方について真剣に考えるための良い機会となった。

そのためにも、水源地対策ビジョンの対策が急がれるところであり、「まずダメだ!」ではなく「どうすれば出来るか!」の姿勢で積極的に計画していきたいものである。

最近の動向はそうした方向性が強くなっているとのことでもあるようだ。

政府の方針も観光振興は国の方針でもあることをしっかりと認識して対応することにしたいものである。

マネでも何でもいいから積極性が求められる時代であることを認識すべきである。

山村・過疎政策研修

(講演する藤山浩氏)

(秋田魁新報社の幹部との意見交換会)

会議があった後、山村・過疎政策研修会があり講師の島根県からわざわざ一般社団法人持続可能な地域社会総合研究所所長の藤山浩氏においで願い素晴らしい講演をお聞きした。

目から鱗で、診断もしないで原因もわからないまま行政施策を進めても効果が出ない。

先ずは、調査をしっかりとしてから具体的な対応の必要性を強く感じた。

むだなことをしていたものです。先ずはそうしたことを参考に具体的な対策をとるべく検討の必要性を強く感じた。

魁新報社との意見交換では、それぞれの思いを自由に話し合うことができ、これからも情報を積極的に出し、それぞれの地域を積極的に報道して秋田県全体を理解してもらうよう努力しなければならない。

意義のある意見交換会であった。

山村振興連盟理事会

(中谷会長の挨拶)

全国山村振興連盟の理事会に出席。

中谷会長(衆議院議員)の挨拶では新たに、衆議院議員の吉野正芳、篠原孝のお二方に理事として参加して貰ったこと。人口急減対策としての議員立法を国会に提案しており次の国会では是非成立させたい、但し、議員立法は全党派とされていることから一党だけがまだ賛成してくれておらず説得中であるとのこと。私たちからすると全国の山村地域は人口減少に苦しんでおることからすると何故賛成できないのか不思議でならない。

この他理事会では、農地転用規制が厳しく若者の住宅建設が遅れ都市に転出するケースも多く転用規制を緩やかにすることが求められた。また森林環境譲与税の算定に課題があるとのことで算定見直しを求める意見があったが、制度がやっと施行されたばかりであることから、時期尚早との回答があった。

またイノシシ対策も話題になり、ジビエ対応としての冷凍車も交付金対象となることが担当室長から示され、県を通じて照会することとした。

今回もまた色々な情報得ることが出来た。