(講演する藤井聡内閣官房参与)
昨年発足した「秋田県奥羽・羽越新幹線整備促進期成同盟会」の総会及び記念シンポジュウムが昨日開催された。
県内の団体などから約200名近い参加を頂いての総会で、会長である知事からは発足以来山形県や関係知事と一緒になってこの運動を積極的に推進すべく活動をしてきた。
特に自民党幹事長からの呼びかけで関係知事のうち、新潟県を除く知事が直接自民と本部で幹事長から直接ヒアリングを受けてきたことが紹介された。
新幹線の必要性を改めて強く感じており、今回のシンポジュウムでの講師である藤井先生からの講演によって、その運動をより一層強めてまいりたいとの話もあった。
特に、山形県はこの運動をにわかに強めており、これに呼応するように我々ももっとこの運動を強める必要性を感じたところでした。
この2月には、山形でもこの運動のシンポジュウムを関係県からの参加で開催しており、その意気込みの強さを感じているところです。
講演は、新幹線整備が地域活性化と経済活動に及ぼす影響の大きさを数字でも示されており、観光・交流人口の増大、企業の立地、経済活動の増大など計り知れない効果を北陸新幹線、北海道新幹線の延伸によって示されている。
法律による新幹線の基本計画には示されているが、整備計画路線への格上げを目指していくことがより重要であるとのことであった。
こうしたインフラ整備が日本の経済活動の強化にもつながり、発展にも大きく貢献するとした論理での講演であった。
国土強靭化対策の内閣官房での中心的な役割を担っておられる藤井教授の講演は3回目ぐらいになるが、歯切れよくその実現に大いに期待もしたいし、政策にも積極的に反映していただきたいところです。