美しい村連合の総会

(挨拶する浜田会長・美瑛町長)

(常務理事の故杉一浩さんに黙祷)

(後藤飯豊町町長歓迎の挨拶)

総会では活動報告、決算の承認、去る二月にご逝去された杉一浩常務理事に対して黙祷を捧げた。

この会の設立以来の最大の貢献された方で惜しいかたをなくしてしまった。

村にも恐らく20回以上も来村し、中学校では授業もしてくださいました 、し、グローバルミーテングでは、通訳をかねた交流もしてくださいました。

特に、教育には関心があり、村の教育を国内外にも発信をしてくれた方でした。

ご冥福をお祈り申し上げます。

この総会には、開会行事だけで、ブロック会長会議に男鹿まで駆けつけました。

6月議会始まる

(村議会の6月定例会議が23日までの日程で再開しました。議会広報提供)

6月議会が再開されました。

今年に入って5回目の村議会であり、年間のほぼ毎月村議会が開かれている状況で、それだけ議会活動が活発化し、そのつど村政課題がしっかりと審議、議論されていることにもなろうかと考えている。

今議会には、専決処分報告5件、農業委員会委員の選任案件8件、条例改正2件このうち国保税の条例改正では30年度からの国保制度改正による保険料の納付金が大幅に引き上げになる可能性もあり、計画的に引き上げせざるを得ない状況から、一所帯当たり1万円程度の引き上げをさせていただく改正案件です。

このほか、売買契約案件1件、補正予算案件3件などを提案しております。

私からは、21項目わたって村政報告をさせていただき、特に先般の日本で最も美しい村連合の団員としてスペインでの総会と海外視察に職員とともに参加し、世襲財産を生かす取り組みとして、建造物、街並み、農村風景、文化、先人が守り継承した地域資源さらに、住民の自主的参加としての村への誇りの意識醸成と自立した村づくり、仕組みづくり、そして経済的自立を村の地域資源活用によって進めるなどを目的にした視察研修をしてきたことを報告させていただいた。

視察先はバルセロナとアルバラシン村やモレリア村など7つの村で研修してきました。

この報告は別にさせていただきます。

補正予算では、基金積み立てなど前年度に若干積立金を増やすことができましたが、これは将来財政の安定のためにしっかりと確保しておかなければならない基金高であると考えているところです。

 

研修をふりかえって

(帰路の飛行機からのヨーロッパアルプス)

(バルセロナのサッカースタジアム)

スペインでの美しい村連合の総会を終えて帰国する途中、バスがサッカースタジアムに寄ってくれました。スタジアムの周辺はサッカー一色。

お国柄です。

機中からはヨーロッパアルプスが万年雪でしょうか雪を抱き真っ白でした。それは息を飲むような、圧倒される光景でした。

今回の総会での議論された内容は、我が国の美しい村連合のあり方を、どのような方向にしていくのか今後真剣に議論されることになろうかと感じた。を

それはそれとして我々は具体的に活動していくために、東北部ブロックとしての意見交換をするように提案していきたいと考えている。

世界連合の最終日

(モレリア村を訪問、若い村長さんが右隣です)

(中世の石橋)

(最後の夕食パーティ)

(ヨーロッパで一番古いと言われる宿)

(ライトアップされたモレリア城)

(お土産のうちわをドイツのご婦人が喜んでくれました)

(モレリアの満月)

最終日もハードなスケジュールで二つの村を訪問、ヨーロッパは美しい村の活動が、非常に多彩で、柔軟性に富んだ活動をしておることがよく理解できた。

しかも、その遺産と資産を上手く共同で活用し、経済活動にも資している。

我々も視点をもう一度見直し多彩な活動に結び付くように努力しなければならないと感じた総会も視察研修であった。

美しい村4ヵ所訪問

(ルビエスモーラ村視察)

(プエルトミンガルボ村視察)

(モレリア村での会議)

(モレリア城をバックに)

実にハードな日程でスペイン協会の案内で美しい村をじっくりと視察研修した。最後はモレリア村に入り、聞いたことのある有名なモレリア城を夕陽を浴びての光景に感動した。

どこの村もその指定されている地域は極端な人口減少であるが、そんなに切実な感覚を持っておらず、実に前向きに観光客誘致にその持てる資産、遺産、文化を積極的に活用する強い姿勢がうかがえた。

小学校が7人しかおらず、週に二日教師が町部からきて教える、病院もあるが週に二回出張診療する対応をごく自然に受け止めていた。

住民より圧倒的に観光客が多い。

世界美しい村連合の総会

(総会で東成瀬村も紹介されました、左の写真です)

(総会では10項目の議題が議論された)

世界連合の総会は、午前9時に始まり、昼食をはさんで延々と午後7時まで、この後休憩を挟みコンサート、歓迎レセプションが10時からで、ほぼ12時までと大変な日程ですが、こちらでは夕食がこご10時が当たり前とのこと。

総会では、自分の国と自国の組織の方針をしっかりと持っており、議論はつきません。特に、国際連合の広報宣伝に果たす役割について、FB,ツイッターなどの広報手法の意見の隔たりがなかなかつまらない。

これは、イタリアが「ロマンチックな夜」を美しい村として取り込み年間800万人の観光客の誘客に成功していること、ベルギー、スペインもこの運動の三者連合で着々と成果を出していることによる関係が深いようである。

それぞれの連合がしっかりとそれぞれの国の役割、効果、目的意識を持ち新年をもって取り組んでいることによるものなようだ。

日本は未だそこまで確固たる方針がなく、発表も力強さに欠けているようだと強く感じた。

それでも、この総会を通じて村として独自の発信が出来るのではないかとのヒントを得たように感じている。

アルバラシン村の村長さんはつい先日亡くなったようで、代わりの美しい村連合の方がしっかりと対応していた。

スペインの内陸部の市町村は軒並み人口減少が激しく、こうした自治体は観光などに大きく依存しているようでした。

イスラム圏域とキリスト圏域の融合した国で歴史は古く、建造物を始め見るべき遺産は多く、滅多にない研修機会に参加でき嬉しかった。

アルバラシンに到着

午前中バルセロナのサグラダ・ファミリア(博物館)と世界自然遺産登録されているサンパウ病院を見学し、地中海を望むレストランで昼食(スペインでの昼食は午後2時頃からが普通)をして、世界美しい村連合の総会地である南部のアルバラシンまでバス移動。何と7時間!

7時30分に着きました。未だ陽は高いのです。

ホテルは歩いて崖の上と下のホテルに分宿。

これから人口約1000人の役場を訪問予定。

その後、午後10時頃から歓迎レセプションに出席予定です。