桜吹雪

(歩道に花びらが敷き詰められていた)

(直売所も山菜がたくさんありました)

(畑に運び込まれた堆肥)

連休も比較的好天で各地がにぎわったようだ。

村の中も桜吹雪があちこちで舞い上がり、歩道や道路果ては車庫などにもたくさんの花びらが舞い込んできている。

畑作業もこの連休中には盛んとおこなわれ、ジャガイモも植えられたようで、わたくしもその一人である。

村のあちこちでは、畑や田んぼに黒々とした堆肥が車で運び込まれ、地力維持に一生懸命であるようで、これだから村の農作物がおいしいんだと実感する現象でもある。

村の畜産農家ばかりでなく、大型畜産施設からの堆肥と循環型環境施設で試験生産される焼却もみ殻の混入堆肥が好評で、試験生産から今後どのように活用するかその方向が待たれるところである。

特徴ある村の農業の大きな試金石でもあるものと思っている。

期待したい。

農業再生協議会

(今年初めての米作付を話し合う協議会を開催)

農業再生協議会と言っても、米余りのための作付対策を農家の方々に協力要請をする会議がこう言った名称で自治体が開催しているもので、村の場合政府による作付制限を完全実施してきたところです。

この作付制限については、平成30年からは、政府が直接関与することがなくなるという方向である。

市町村に直接は関与はしないものの各々の県単位の生産目標数量は示されることにはなります。

従って農業再生協議会はこれまでどおりこの場で協議していくことになります。

進む春の息吹

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今朝の散歩は風も強く寒いくらいの天候、自宅から望むスキー場も新たに雪が降ったように白い感じがする。

ゴールデンウィークの開通に向けて除雪中の国道342号線の進捗状況が気になるところです。

ここ数日こうした天気が続き、強風警報まで発令され家屋の被害も出ている沿岸部ほどではないが、内陸山間部のわが村でもこの天候は少なからず影響があるようだ。

今朝訪問を受けたJAこまちの幹部さんたちの話だと、平野部でも風が強く、雨よけハウスや、ビニールハウスの建て込み作業を進めることができずにいうとのことで、農作業も若干遅れ気味であるようだとのこと。

加えて、わが村のような中山間地では雪消が進まずダブルパンチみたいな感じでもある。それでもだいぶ雪消えは進み、あちこちで春作業に向けての動きがみられるようになってきた。

散歩の道すがら見る草花も徐々に目立ち始めました。

変わる米生産調整

(農政局からの情報提供)

(再生会議に出席してくださった集落の世話人さんがたなど)

東成瀬村農業再生会議会議が開催された。

開会に当たって、私からは米の生産にあたっては、平成30年度から国が直接需給調整のための配分には関わることがなくなるものの、一定の生産目標数量は示すものの、具体的には県と市町村が需給見通しをたてて、農家の方々に生産目標をたてて協力を願うことになる前年になることから、大切な年であること。本格的な自由化に向かうことになるものと思っていることなどを申し上げた。

会議では特に異論もなく原案が決定した。

国の全体の米の需給は、中食、等いわゆる業務用の米が不足し、値上がりしていることの一方で、いわゆるコシヒカリなどのブランド米との価格差が接近している状況が大きな変化であるようだ。

こうしたことも視野に入れて園芸作物などにも注力していく必要が求められているとの秋田県雄勝振興局の森田農林部長からの挨拶があった。

転換期の米対策

(米需給が大きく変化してきている報道)

2018年からの米生産調整については政府が直接関わることがなくなるなど大きく変わろうとしている。昨日の日経新聞でも二面トップで報じられた。

昨年のコメ収穫量はかこ最高になったが中食大手では不足している。

一方小売店ではブランド米が並ぶ。

こうしたことから、政府による飼料用米への転作推進策や高級ブランド戦略に消費の減少が絡み合い中食などの業務用のコメ価格水準を切り上げブランド米と業務用米との価格が並んできた。一俵の格差が縮んできているとのこと。

実際、新潟県ではコシヒカリを資料用として出荷する農家もいるそうです。

先日の山村振興連盟での懇談会で、会長である富山県選出の宮越会長が、与党の米対策の責任者であり実に詳しく、見通しを説明してくださいましたが、政府が生産調整に関わることなく、今後は県で調整することになる。生産調整は国によって推進されてきたが、実態は県によって取り扱いがバラバラで、生産量はかなりの乖離があったようで、今後は各県毎に実態が公表されることになるとのことであった。

また、10aあたりの補助金は一律7500円をしっかりと確保しているとのことであった。

一方、新たに計画されている保険制度には肉用牛価格を除くすべとの農業生産物を対象にしており、これ以上の制度は今後かんがえられないことから、是非加入してほしい。

ただし、青色申告が前提であり本年度から手続きをしてほしいものです。

山振連盟理事会

(中谷連盟会長の挨拶)

午前中は全国山村振興連盟の理事会に出席。

中谷会長から連盟の理事に新たに吉野正芳衆院議員、篠原孝議員に参加して貰ったことで与野党問わず山村振興の発展のため協力していただくことになったこと。更に人口急減対策のための議員立法化を国会に提案しており、議員立法は全党提案であることから一つだけまだ理解いただいていないが何とか了解いただくようにしたいとのことであった。山村地域のためにも人口急減対策には重要でありなぜ反対するのか私たちには理解できない!

理事会ではこの他、農地転用が規制が厳しく若者が住宅を建てたいが規制のため都市に出てしまうことで人口減少が進んでいる実態もあり対応を求めること、森林環境譲与税の算定の問題点が指摘され宮城県議会では見直しを求める決議がなされたとのことがあったが、制度化されたばかりでこれを直ちに見直しすることにはかなり課題があるものと感じているとの林野庁からの答弁もあった。

一方鳥獣被害対策としてのイノシシ等のジビエ対応として冷凍車事業も交付金対象となることが担当室長から聞くことが出来たので、県を通じて照会することとした。

わが村にも相当のイノシシが入っているとの情報もあり対応をしっかりしなければならないのでないかと検討の必要性を感じている。

今回も色々な情報を得た理事会であった。

酷暑の東京

(自民党本部の日の丸がはためいています!)

今日は国会の開会、令和に入っての国会の開会。開会では新天皇のお言葉がありました。

議員会館を回っていると、散会したモーニング姿や正装した国会議員が次々と議員会館に戻って来ておりました。

先日の要望会での対応のお礼に回ったわけですが、秋にはまた色々な要請活動がありますのでご指導頂くようにお願いしたところでした。

関係する団体にも寄りながら色々とお話しを伺って参りました。

棚田法案、ジビエ事業、人工急減対策などにも関心があり今後も具体的な取り組みと対応を考えて参りたいところです。