高速道路で地域づくり

(講演する紺野純一氏)

昨年度設立した「秋田日本海沿岸東北自動車道早期建設期成同盟会」の高速道路ネットワークを利用した地域づくりフォーラムinあきたが秋田市で開催された。

秋田県内の高速交通体系整備計画はかなり進んでいるもののまだまだ全線がつながらず地域振興の発展に支障を来していることは残念なことである。

そうしたことを打破すべく官民一体となってこうしたフォーラムなどを開催して運動を展開し早期実現を図ろうとするものである。

基調講演は観光振興などの面から、地域にこだわらず面として考え広域的な視点で考えることの重要性が指摘されていた。

全くその通りで、秋田県内での視点であってもどこか物足りない!現に計画しているインバウンド対応であっても行政圏域単位であったりしていることのように感じられてならない。

視点,考え方を変えていくことが必要ではないか?

そんな感じでのフォーラムなあったし。意見発表も折角発表してくれたのに余りに持ち時間が短く感じられて残念であった。

どこか空しい感じさえしてならなかった。

山村振興の理事会

(理事会の模様)

全国山村振興連盟理事会が開催された。昨年度はブロックの会議が本村を会場に開催され、ラジオ放送の難聴地域解消のためこの会議と過疎地域自立促進連盟の理事会や総会などで積極的に発言し要望として採択され、国会の委員会などでも取り上げられ実現に至った経緯などもあり、大切な会議である。

この他この会議で説明を受けた山村地域活性化交付金等のソフト事業も採択され現在進行中の事業もある。

やはり、いろんな制度の情報の収集はこうした場面に積極的に出席して始めて活用されることになるものです。

今回も、農林水産省の山村地域活性化対策としてのルネッサンス事業が相当な額で予算化されているようで研究してみる必要がありそうだ。

合同の事業要望会

 

(湯沢河川国道事務所での河川、国道整備の要望)

(この3月に開所した成瀬ダム工事事務所でのダムと河川事業要望)

(町屋成瀬ダム工事事務所長に要望書を手交)

湯沢河川国道事務所長に国道と高規格道路並びに河川改修、河川整備の要望を関係団体合同の要望会を実施した。

席上岡本河川国道事務所長からは国の予算が極めて厳しい折から、財政当局にどのようにしてその必要性、緊急性を認めさせるかが課題である。

この要望会には6団体の関係者が参加しての要望で効率的ではあるが、要望の焦点がぼけるのではないかと心配もされている。

湯沢河川国道事務所での要望会の後移動をし東成瀬村で3月に開所した成瀬ダム工事事務所での成瀬ダムと雄物川河川改修整備全体についての要望を行った。

町屋所長からは、ダム事業がまだ本体着工という位置づけではなく準備工事という段階であり、これから発注されている準備工をしっかりと進め川の流れを変える「転流」工事を何としても年度内にこぎつけたいという固い決意が示された。

我々同盟会も本体着工にこぎつけられるよう強力に運動を進めるようにしなければならないと強く感じたところでした。

岩手町を視察

(岩手国体の弁当を継続して道の駅で出していました)

(健康器具も整備されていた)

北海道・東北ブロック退職手当組合の総会が岩手県で開かれ、二日目は管理者である岩手県岩手郡岩手町の民部田町長の地元での地域事業を視察させていただいた。

全ての事業をすべてうまくやろうとしてもそれはできることではなく、三つの事業に特化して進めている。

野菜総合産地化の町、検診、健康の充実による生涯現役の町、ホッケーを通じての体力作りの町作りを掲げて推進している紹介があった。最初に視察したゆはず交流館は公民館、児童館、図書館の三つの施設が集合しており機能的であった。

野菜はキャベツに特に力を入れておった。農業専業農家や会社組織で後継者育っておる。規模も大規模化しているとのこと。

畜産については、堆肥を購入した農家には1トン当たり500円以上の補助をしているをしている。

検診、スポーツ事業などにも意欲的に取り組んでいました。

参考になった。

奥羽・羽越新幹線促進運動

(講演する藤井聡内閣官房参与)

昨年発足した「秋田県奥羽・羽越新幹線整備促進期成同盟会」の総会及び記念シンポジュウムが昨日開催された。

県内の団体などから約200名近い参加を頂いての総会で、会長である知事からは発足以来山形県や関係知事と一緒になってこの運動を積極的に推進すべく活動をしてきた。

特に自民党幹事長からの呼びかけで関係知事のうち、新潟県を除く知事が直接自民と本部で幹事長から直接ヒアリングを受けてきたことが紹介された。

新幹線の必要性を改めて強く感じており、今回のシンポジュウムでの講師である藤井先生からの講演によって、その運動をより一層強めてまいりたいとの話もあった。

特に、山形県はこの運動をにわかに強めており、これに呼応するように我々ももっとこの運動を強める必要性を感じたところでした。

この2月には、山形でもこの運動のシンポジュウムを関係県からの参加で開催しており、その意気込みの強さを感じているところです。

講演は、新幹線整備が地域活性化と経済活動に及ぼす影響の大きさを数字でも示されており、観光・交流人口の増大、企業の立地、経済活動の増大など計り知れない効果を北陸新幹線、北海道新幹線の延伸によって示されている。

法律による新幹線の基本計画には示されているが、整備計画路線への格上げを目指していくことがより重要であるとのことであった。

こうしたインフラ整備が日本の経済活動の強化にもつながり、発展にも大きく貢献するとした論理での講演であった。

国土強靭化対策の内閣官房での中心的な役割を担っておられる藤井教授の講演は3回目ぐらいになるが、歯切れよくその実現に大いに期待もしたいし、政策にも積極的に反映していただきたいところです。

はなの季節

(きくざきいちげが咲いていました)

散歩道の途中に色々な花と出会える。

今朝もかれんなご覧のような花と出会えました。

これからはしばらくこうした花たちと出会えることかでき朝の楽しみが増えてきます。

雪も消えたのですが、突然の雷で、雹が降り、道路が真っ白になっとのことです。

またまた、心配されるのが国道342号線の除雪に影響がないかと懸念されることですが、予定どうりの開通計画で進むことを期待するばかりです。

進む春の息吹

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今朝の散歩は風も強く寒いくらいの天候、自宅から望むスキー場も新たに雪が降ったように白い感じがする。

ゴールデンウィークの開通に向けて除雪中の国道342号線の進捗状況が気になるところです。

ここ数日こうした天気が続き、強風警報まで発令され家屋の被害も出ている沿岸部ほどではないが、内陸山間部のわが村でもこの天候は少なからず影響があるようだ。

今朝訪問を受けたJAこまちの幹部さんたちの話だと、平野部でも風が強く、雨よけハウスや、ビニールハウスの建て込み作業を進めることができずにいうとのことで、農作業も若干遅れ気味であるようだとのこと。

加えて、わが村のような中山間地では雪消が進まずダブルパンチみたいな感じでもある。それでもだいぶ雪消えは進み、あちこちで春作業に向けての動きがみられるようになってきた。

散歩の道すがら見る草花も徐々に目立ち始めました。

地元代表と道路要望

(秋田県の前佛建設部長に要望書手交)

(県議会進藤事務局次長に要望)

県道横手・東成瀬線整備促進期成同盟会の要望会で雄勝振興局、平鹿振興局、秋田県建設部長、秋田県議会等に同盟会員と共に朝から要望活動をした。

昨年は、鶴田県議会議員が議会でも一般質問をしてくださったりして、更には地元のわれわれや横手市、岩井川地区、横手市山内の三又地区の役員などの熱意もあり、試験除雪やら補修工事、調査活動等の一定の行動があり、その運動の成果が徐々にではあるが出てきた。

今後も、少しづつ前進するように運動を継続して参らなければならないと感じているところです。

幽玄な感じ

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(通勤途上の風景)

昨日は終日議会の予算特別委員会出席。

今週は特別会計関係の予算案についての説明、整合性などの調整にかなり振り回されていたように感じている。

やっと、昨日その調整の方向性を見いだすことができほっとしているものの、相当緊張感を持ってしっかりと業務に当たらなければならないと強く感じている。

そんな思いで出勤しているが、今朝は除雪にも結構時間を要した。除雪費もかかるだろうが、しっかりとした見通しを立てなければならないのに、なんとかなるだろうぐらいで除雪対策に当たるなどもってのほかであり、この面でも厳しく対応すべく指導をしていかなければならない事項であると感じている。とにかく反省の多いこの頃である。

今朝の雪は淡雪のような感じで、降るには降るが水分の多い雪で、景色もまるで幽玄の世界のように霞んで見え、川面も周囲も心休む風景です。

仕事とは別にそんな感じで気持ちを切り替えられるひとときでした。

 

新幹線シンポジュウム

(シンポジュウムと講演)

今日は土曜日、奥羽・羽越新幹線の早期実現に向けて秋田、山形、福島、新潟の関係県で一致して運動を展開するためのシンポジュウムが山形市で開催された。

基調講演を大阪産業大学の波床教授からあった。

日本で二つしかないミニ新幹線が秋田と山形であることをしった。

とかく話題になるミニ新幹線ではあるが、何でもとにかく新幹線を作ろうとした当時の考え方が今となっては、話題として新幹線とは言われないとか、雪に弱いとか、遅いとか、バックするなど新幹線の定義にははまらない等と散々である。
講演は歴史的な日本の発展にいかに鉄道が大きく関わってきたかを説明し、高速道路網とはまた違った視点からの説明で分かりやすかった。

やはり、財政投資はこうした国土の発展を展開するためには、前例とかを重視するのではなく政策展開に当たって積極的であるべきであるとつくづく感じてしまう。
前例重視では前進は期待できない。
秋田からの参加者も11名と少なかった。これは山形が圧倒的に多いことは地元と言うこともあって当然にしても、もう少し秋田からも参加してほしかったなー!
村からは、冬道で3時間30分遠かった。