鳴子ダム視察

(鳴子ダム直下)

(展望とダム湖面)

朝から、鳴子ダムを視察。

普段行くことの出来ないダム直下で説明を受ける。

完成から60年、日本で3番目に大きいアーチ式コンクリートダム。

建設費用32億円、当初重力式であったのが岩盤が強固で約4億円工事費用が縮減できた。10%の削減、

日本人だけの技術で作り上げたダム。当時はコンピューターもなく、計算尺とタイガー計算機で計算設計されたダムで、その技術の確かさに驚く。

高さ94・5m,堤長215m。

直下は凄い迫力。

春先には「すだれ放流」と鯉のぼりが泳ぎ、観光地として定着しつつある。

宮城県から選奨土木遺産として認定されている。

この言葉は初めて聞く言葉で、秋田県でもあるのだろうか?

いずれ、こうした積極的な登録や制度を活用して、観光面でも積極的にダムを活用して行かなければならないものと強く意識したところでした。

参考になることが多くあり、早速取り組んでおり行きたい。

ダム事業研修と幹事会

(幹事会)

(鳴子♨️地域づくりネットワーク会長の講演)

(鳴瀬川総合開発事業の講演)

東北ダム事業促進連絡協議会の幹事会が大崎市と鳴子ダムで今日と明日開催される。

今日は、幹事会で今後のスケジュールや会費の試算等を協議し、研修会では、東北地方整備局鳴瀬川総合開発事務所長・畠山氏(仙北市出身)から丁寧な講演があった。特に、コンゴのダム事業については新設備から、既存ダムの改造、リニューアル等を通じての事業が重要性を増してくるように感じた。総合開発事業ではCSG工法が採用されるようで、我が方の成瀬ダムと同様工期の短縮、経費等から主流になるのかなとも感じた。

一方、ダムを活用した地域振興、観光振興振興にとっても鳴子ダムの取り組みは多いに参考になった。

特に「選奨土木遺産鳴子ダム」については、私にとっては全く新しい言葉で、そうした勉強不足を強く要望していたもので反省しなければならないことであった。この他にも「大崎地域を世界農業遺産」指定に向けてかなりの力を入れていることも知った。これまた、知らなかったし、恥ずかしい限りである。既に、こうした指定に向けてチイキヲ挙げて協議会を作り強力な運動を展開していることも知る場ともなった。

今回の研修ではいろいろ、直ぐにでも動く必要性を強く感じた。

有識者との意見交換

(整備されたレンガ作りの東京駅と広々とした駅前広場)

(東京シテイの新しいビル)

昨日は日美連合の会議を午前中一杯びっしり行い、歩いて宿泊するホテルまで移動した。歩数計は14000歩。ふくらはぎがばっきばき!

午後からは秋田県町村会と首都圏での有識者との意見交換会がありこちらに出席した。

今回は、昭和57年から約二年間当時の自治省(現総務省)に入省して直ぐに秋田県に出向、地方課勤務でみっちり研修し、現在総務省自治財政局長をされておられる、黒田武一郎局長との意見交換を行うことが出来た。

当時をずいぶんと懐かしんでおられました。

広範な意見交換が出来とても有意義な機会であった。

参加した町村長もまたの機会を楽しみにしておられるようでした。

新米の季節

(刈り取りハサガケが始まる)

(大潟村の米粉餃子)

村でも天候不順で刈り取りが遅れているようだ。

そんな中にあって農家では少しの天気を見計らって刈り取りをし、ハサガケにいそしんでおられる。

村では、こうした、ハサガケの米にたいしても支援をさせていただいている。

それぞれの農家では家畜も少なくなっているものの、稲藁の需要は多く、堆肥としても重要なことからそれを推進しているところです。

法人での刈り取った後の米を精米したところ、昨年よりも少ない傾向であるようだが、食味値は、非常に高いとのこと

これぞ、わが村が求めている傾向であり、数量が多少少なくとも食味値が高いことは「売り」のひとつであるのではないかと考えられる。

その要因の一つとして、堆肥を計画的に投入している水田は間違いなく食味値は高いデーターが出ているとのことに嬉しく感じた。

先日は、町村会の移動理事会で大潟村を視察し、事業の説明をうけた。

住宅対策はPFI方式の取り組みに皆さん関心を持たれていた他、米粉餃子にも本格的に参入する取り組みにも大きな意欲を感じたところでした。

集落会館完成

(会館完成記念写真)

長年要望されていた「五里台集落会館」が昨日完成し祝賀会が開催された。

こじんまりしているものの、冬場の雪対策を考慮したことと、除雪、排雪にも配慮しており、台所の使い勝手のよさ、等これからも地域の会合、災害時の避難所としても有効に活用してほしいと思っています。

特に、これからの高齢化に対応しつつ、災害時の備え付け備品など良く話し合って整備して行く必要があるものと考えている。

あきたリッチセミナー

(セミナーには沢山の企業が集まってくれました)

秋田県では県を挙げて企業誘致に取り組んでおり、首都圏から沢山の企業の代表取締役や担当者が参加して、秋田からの情報提供に関心をもって聞いておりました。

知事からは5項目の秋田情報の説明があり、担当者からは誘致企業にたいする支援制度の説明と特に秋田港の優位性について、非常に簡明にパワーポイントによる説明があった。

この説明には参加者も良く理解してくれたように感じた。

全県市町村の特産品も展示されてそれぞれ工夫しておられた。

わが村は初参加でトマトピューレを提供したが手を出してもらえず、つい、説明を加えて飲んで頂いたら、「旨い!」でした。

ところが企業がこれで誘致出来るのかというとそんなもんではない!どうするか?

じっくり考えないとなー。

全体の雰囲気として、このセミナーでどれだけのきっかけを作れるのか?

考えさせられたのが一回目の参加の感想でした。

住宅のもちまき

(定住対策の村営住宅のもちまき)

計画していた定住、移住促進住宅の棟上げを祝う神事が執り行われ、これを祝っての村独特の「もちまき」がおこなわれた。

ちょうど首都圏を中心にした体験留学の子供達と父兄が来ており、珍しい行事を是非体験したいとこのもちまきに参加してくれた。

最近は住宅建設もなかなか見られなくなり貴重な体験になったようで、子供と一緒にもちひろいをした母さんや父さんたちは、口々にいい経験をした、楽しかった、珍しい行事をみて良かったと話してくれました。

子供達に柔らかいから直ぐに食べられるから食べてというと嬉しそうであった。早速昨晩は宿泊するお隣りの「つりきち三平」の体験施設に泊まって食べてくれたことでしょう。

この定住促進住宅は月額3万円で入居できる見込みですし、すでに入居希望者はについての問い合わせがあるようだあるようだ。

今年度は6戸を建設し、来年度は4戸計画している。今後も需要に応じて増棟したいものです。

9月定例会議終わる

(秋の気配濃くなる)

9月中旬、秋の気配も濃厚となってきた。

今日で村議会9月定例会議が休会となった。

提案した平成28年度各会計の決算も特別委員会の慎重な審議を経て無事認定された。一方各会計の29年度補正予算案も予算委員会の審議で可決され本日の本会議で原案通り成立した。

提案した議案の全てが可決、認定、同意頂き計画的に予算執行、事業を推進できることとなった。

まずはひと安心、次の施策展開に向けて準備しつつ沢山の情報を集めて研究し、職員と共々懸命に頑張らなければなりません。

事業や会議など目白押しでありますが、精力的に意欲をもって前進したいものです。

町村の振興を考える会

(国会議員で市町村長経験者で組織している会)

早朝から朝食会をかねて「町村の振興を考える会(会長・山口俊一衆議院議員)」と全国町村会の正副会長との意見交換会が全国町村会館で行われた。

始めに町村会の三つの部会から要望が提示され、これに対する意見交換が行われた。

特に、道州制反対に対しての意見として、参議院の合区の問題と憲法に関しての立法府と行政府としての関係に対する意見がでた。

思わぬところで憲法の勉強ができた。

ゴルフ利用税は町村部分の代替財源はしっかりと確保したいし、森林環境税は今年決めれないと益々難しくなるのでしっかりと制度創設に努力したい。

一方、過疎問題では「過疎の中の過疎自治体対策」を考えなければならない意見があること。

防災対策としての消防の役割の重要性、減災対策としての予防治山、砂防、植林の重要性も大きな話題となった。

一方、大学のサテライトキャンパスの誘致、都市と地方のエネルギーの活用などの構想、市町村合併の結果としての旧町村の疲弊解消のため、振興局を元の役場で呼ぶようにしたらどうか?などのアイデアもだされた。

充実した意見交換会となった。