東北・北海道ブロック町村会長会議
(荒木全国町村会長の挨拶、棚野ブロック町村会長、ブロック町村会長)
持ち回りで開催している会議で、今回は北海道洞爺湖町で開催した。
熊本地震で実際の体験者である荒木全国町村会長から災害時の対応についての講演と、意見交換をした。
3・11の経験をした会長たちもおり、かなり具体的な話し合いをした。
特に、避難所を一ヵ所にすることによる課題もあり、分散して開設し、その地域の行政区長に全責任をお願いし、経費は全て自治体が持つことにして効率的に避難所が運営できたこと、必要物資を出来るだけ早く情報提供するようにする事、被災調査は一定の基準をしっかりと守り統一する事の必要性がその後の対策に大きく影響していくこと等、大いに参考になった。
また、森林環境税については、ブロックとしての特殊事情を検討するよう働きかけること、全国町村会としてもそうした趣旨について委員会で更に検討してもらうような話があった。
いよいよ、本格的になってきたし、林地台帳整備については地方財政対策の中でしっかりと整備することと、私有林整備が森林環境税の使途として限定されることについて意外な感じかしたが、そもそも、私有林の荒廃対策の為の税制であることからすると当然と言えば当然でもあることになる。