気象台と密接な連携

DSC_0657[1]

秋田地方気象台の和田幸一郎台長が気象情報の説明にわざわざ役場を訪問してくれた。

気象情報、特に大雨等の危険度を時系列で視覚的にわかりやすく表示され、さらに危険度を色分けによって時系列に表示できることから、我々自治体の責任者としては大変に参考になる情報を頂けるようになってありがたいと感じた。

昨年の台風10号による岩手県岩泉町の老人福祉施設の痛ましい事故もあり、わが村のように山間地域、しかも周囲が急峻な地形で、集中豪雨などの場合、一気に増水しどんな事態になるか予想だにできない状況が出ることもあの経験からすると考えられ、今回説明があった情報は、小さな河川であっても時間単位で源流地域の予想水量を示していただけるようで、避難勧告などの判断にあたって大いに参考になるものと感じた。

同時に、ホットラインもつなぐことができ、直接問い合わせて相談もできるようで活用させてもらうことにした。

最近は、異常気象が頻発し「これまでなかったから大丈夫」という判断は避けなければならない状況下にあり、こうした情報の共有はより強く求められることになるものと思うし、前例がないから大丈夫などということは禁句にしなければならないのではないだろうか。

今後の災害対策にも活用させていただくことにしたい。