山村振興と国保の大会

(挨拶する山村振興中谷元会長)

(国保制度改善全国大会)

午前中は山村振興連盟の総会、研修が行われた。

農林水産副大臣や与野党の関係議員から出席して頂き総会と研修会が開かれた。

森林環境譲与税交付金制度が成立し、さらに地方振興のための人材派遣制度が法案として成立するなど大きな運動の成果のあった年となった。

午後からは国保制度の改善全国大会が開催された。

決議を関係国会議員に要望活動を行い、一連のことしの大会は終わった。

椅子再生工場研修

(株・エフラボ社長松井さんの説明)

(エフラボ工場)

石川県七尾市の椅子再生工場、株式会社エフラボを視察。

小学校空き校舎を活用しているもので、大工、建具職人、漁師、料理人、魚屋さんなどのそれぞれの技術を持った人たちと若い職員とが絶妙にチームを組み椅子の張り替えを全国展開している。新しい分野の地域活性化対策に取り組んでいた。

新しい椅子の製造にも取り組み安定した生産にも頑張っていた。

産業祭盛会

(大勢の参観者)

(受賞者)

(あきたこまちと新品種秋系821の食べ比べ)

(上掵遺跡の縄文土器を花器に)

52回目になる東成瀬村産業祭が行われた。

今年は350点の農林畜産物、果樹、花卉、蔓細工、農林加工品、漬物など多種多様な出品物が展示され専門技術者から審査を受けて優秀産物が表彰された。

夏の高温で随分と農家の方々は苦労なさったと思われますが、そこは経験と技術で克服し見事な自慢の農林産物が展示台に並んだ。

産業祭には防災展示、生涯学習の発表作品、上掵縄文遺跡からの発掘、特に72cmもある大きな埋葬墳墓の壺も展示され大きな関心を集めていました。

成瀬ダムコーナーではいよいよこれから佳境にはいるダム堤体の骨材も展示、さらにはバス三台による現場見学会も行われた。

こうした産業祭は町村単位単独ではなかなか無いようで、近隣市からも沢山のお客さんが来てくれます。

この後、村制施行130周年の記念式典も行われました。

東北・北海道ブロック会長会議

(棚野ブロック会長挨拶)

(鈴木岩手県立大学長の講演)

ブロック会長会議が盛岡市で開催された。

物質の根源=宇宙の起源の探求つまりは、地球の成り立ちまでも突き詰める物理学の実験施設「ILC(国際リニアコライダー)」の研究者である鈴木岩手県立大学学長からこの意義を講演していただいた。

北上山系の強固な地質がある岩手県、お隣り一関市で活発な誘致運動を展開している。

総事業費8000億円の大プロジェクト。

課題はあるものの日本の頭脳が流出する現状を憂えている秋田県出身佐々木毅元東大学長も積極的に支援しているこのプロジェクトの勉強をさせていただいた。

この後、台風19号の被災地に対する支援のあり方を活発に議論しあい、一定の方向性を確認しあった。

中土佐町と梼原町研修

(池田中土佐町長の説明を受ける)

(防災タワーの高さは3階で14m基礎は地下16mと強固!)

(中土佐町の久礼地区と遠くに防災タワー)

(太平洋が広がる)

(中土佐中学校アリーナ)

(鰹のたたき体験)

(吉田梼原町町長の説明受ける)

(役場庁舎前で)

(隈研吾氏の設計の梼原町役場)

(隈研吾氏設計の図書館)

(隈研吾氏の雲の上アートギャラリー)

中土佐町では、防災センターと公共施設整備計画、「行き止まりのみちの駅」、カツオによるまちおこし、等を池田町長(高知県町村会長)から、熱のこもった説明文案内を頂いた。ご本人が車を運転しての案内に恐縮しました。特に津波は人口集中地区のほとんどが浸水地区になることから、公共施設の整備計画が約80億円で2年後には完成予定で防災タワーは強固そのもので、地下に34mも16本特殊鋼管が打ち込まれ、常時解放されている他、装備品も大変参考になった。公共施設は特産の桧をふんだんに活用した施設であつた。

梼原町では当選二期目の吉田町長の丁寧な説明で「地域資源を活かしたまちづくり」と地域包括ケアシステムの取り組み、社会福祉協議会のあり方などと地区活動の協力の重要性を詳しくお聞きしました。

更には、東京オリンピック主会場設計した、隈研吾氏の設計による各種の公共施設と役場、図書館、福祉施設など素晴らしい建設物をじっくりと見せてもらった。

叙勲中授賞祝い

(ご夫妻の晴れ姿)

佐藤重芳さんの春の叙勲、旭日中授賞の祝賀会が湯沢市で開催された。

春の叙勲では2000名の中でも中授賞は40名とのこと。いかにその功績が大きいことがわかります。

そのお一人に秋田県森林組合連合会会長の佐藤重芳前全国森林組合長連合会会長が授賞された。その祝賀会が湯沢市で開催され出席した。

森林関係者のみならず各界の著名の方々約200名参加しての盛大な祝賀会でした。

私も祝辞の機会をいただきお祝いを述べさせてもらった。

特に、森林環境譲与税創設に当たっての佐藤さんの説得力ある情報説明は政府与党の法案提出に大きなポイントであったことを紹介しました。

ご夫妻にとっては今年が金婚式の記念すべき年に当たるそうで二重の慶びとなり誠におめでたいことであり、とりわけ苦楽をともにされてきた奥様にとっては特別の思いであり改めてお祝いを申し上げたところでした。

森林環境譲与税創設にあたつては政府自民党の部会でも粘り強く説得力ある論点整理で説明された功績は大きかったと思っています。

授賞誠におめでとうございます‼️

ナラ枯れ進行

(深刻なナラ枯れの進行)

日増しにすすんでいるように感じられてならないナラ枯れの進行です。

国道342号の北側に目立つようになってきたのが夏ごろからですが、これが次第に広がりをみせてきている。

秋田県の北部等でもこの現象があり、白神山地でも2000本以上が確認されたの報道もある。

ほぼ10年ぐらい前にもこうした現象があり、いろいろ対策をとって着ており、落ち着いた感じでしたが、またまた出始めたわけで、困惑してしまいます。

何せ、現場が急峻であることから 作業もままならない。

原因はカシノナガキクイムシによるもので、対策は研究されているようですがなかなか決定的な対策は打ち出されておらないのが現状なようです。

全国町村会行政委員会

(行政、財政委員会の合同開催)

行政委員会の委員長を坂口愛媛県会長を選任し、財政委員会と私の所属は今回から行政委員会に所属が代わり合同のかいぎとなった。

今回は、土地所有者不明もんだいについて、国土交通省と法務省から担当参事の取り扱い説明があつた。

3・11問題の復興対応と森林環境譲与税等での、土地境界が進捗しないことからの法案化などの施策を進めている説明があった。

稔り豊か

(豊作を期待)

午後から上京して、「山の会」などの意見交換会がある。

その前に、議会の一般質問がこのたびは五名の議員からあることから、その打ち合わせをしていろいろ対応するための勉強をした。

考えさせられる事が多かった。

私も、もっともっと勉強しなけれはならないと感じたところでした。

けさの散歩では、少しゆっくりとした時間を取った。

午後からの意見交換会では、森林環境譲与税対策や木造建設の 活用のあり方をじっくりと話しあった。

全国町村会のヒアリング

(大森東大名誉教授と武居総長)

(図書室を視察)

(東成瀬小学校を視察)

全国町村会では、全国の町村の自治事務の実態を聞き取るヒアリングを実施中で、昨日と今日の二日間にわたって、地方自治、行政事務のあり方を研究されておる東大の名誉教授である大森氏と武居事務総長の二人からヒアリングを受け、更に普段疑問に感じおることなどを率直に述べさせていただいた。

特に、保育園、児童館、図書室、小学校、中学校での連携のありかた、実態に深い関心をもたれたようであった。

大森教授からは数々の講演でとても参考になるお話しを伺っておる職員もおり、こうした形で論議出来ることは滅多になく貴重な機会ともなった。

この後、一行は岩手県の紫波町でのヒアリングに向かった