(健康メッセージを紹介してくれたあさひ保育園児と知事、小玉会長、三浦副会長)
ありがたくない記録がいろいろと紹介されている秋田県であるが、昨日は「秋田県健康づくり県民運動推進協議会」の設立大会が開催された。
規約などを承認し会長に秋田県医師会会長・小玉弘之氏が選出され、県民運動の展開を秋田大学副学長の伊藤宏氏から貴重説明がなされ、6人の関係団体の代表から健康宣言があり、あさひ保育園の園児から健康メッセージがありました。
基調講演を国立研究開発法人の医療基盤・健康・栄養研究所身体活動研究部長 宮地元彦氏から「身体活動+10で健康寿命」と題しての講演があった。特に歩くことの大事さが強調され、秋田県はこの面でも全国平均からすると少ない現実があるようであった、中でも男性の歩行が少ないようであった。(全国で男性は43位、女性は46位)
これを伸ばすには、もう10を足すことによって達成できる、つまり+10であり、すべてそうした運動、体を動かす取り組みをすることによって改善できるし、受動喫煙も健康を害する大きな要因であることが示されていました。
基調説明では伊藤副学長から、健康寿命とは、「自分で歩いて、食べれること」であり、寝たきりでないことで、病気があってもよい、と定義づけしていました。
一日10000歩の目標が、年齢によっては例えば65歳以上の男性であれば8000歩を一応の目標にしたらよいことも示されました。
塩分摂取についてはこれはわたくしなんかも取りすぎの傾向にあるので十分注意しなければと改めて感じたところでした。
こうしたことによって、10年で「健康寿命日本一」の実現に向けて県民運動として推進することを宣言したところでした。