火山科学館とアイヌ文化
(白老町のポロトコタンでアイヌ文化を研修)
有珠山の噴火と洞爺湖町の関わりを町長さんの出迎えを受けて丁寧な説明紹介を頂きました。
おおよそ25年に一度に割合で噴火する山を「優しい山」としてとらえ、噴火を事前にしっかりと伝えてくれる優しい山としての意識で地域づくりにとりくんでおられるようで、その考え方になかなか理解が難しかったが、噴火を事前に火山性地震で知らせてくれ、その避難対策がしっかりと出来ることを指しているようであった。
確かに、人的被害はないものの、人家や町営住宅など沢山の被害があることからするとどうしてそうした地域に5000人もおったのに、今は1000人程度の人口が住んでいることに違和感を覚えた。しかしそれによって地域振興が図られているのだからそれもよしとするのでしょう。
白老町でも、町長さんの出迎えでポロトコタンのアイヌ文化伝承を視察した。2020年4月には国立アイヌミュージアムが建設開館することになつており、広大な敷地を造成中で、新千歳空港からも近く、国際的な民族博物館としての役割に大いなる期待をしているようでした。50年も前にカムイコタンを見学したことかあるが、その変化には驚くばかりでした。
アイヌ文化は日本の誇りであり、しっかりと伝承されることを期待したい。民族踊り、歌、楽器等確かな文化が伝承されているようでした。