箱根駅伝監督の講演

(講演する佐藤尚氏)

銀行が主催する講演会で、東洋大学陸上部駅伝コーチ兼スカウトをされている横手市平鹿町出身で箱根駅伝で三連覇達成の監督でもある佐藤尚氏の講演を聞く機会が昨日あった。

リオデジャネイロオリンピックにはマラソンに2名など5名が東洋大学陸上部から選出出場した。佐藤さんも視察に行くことができた。

無名の選手をスカウトし磨きをかけて一流選手になるには時間がかかる。およそ30歳を過ぎて始めて活躍するのがマラソン選手である。

全国の高校を視察氏、これはと思う選手を発掘する喜びは大きい。

箱根駅伝の山登りの神さま「柏原」は思い出の多い選手である。

スカウトに当たっては、まず、あなたは、4年間大学に通いますか?ときき、これにいいよどむようであればまず期基礎を作るための待されない。それは、ただ単に陸上をやりたいだけではダメであって、しっかりと社会人としての考えかないからである。

などいろいろと参考になることが多かった。

変わる米生産調整

(農政局からの情報提供)

(再生会議に出席してくださった集落の世話人さんがたなど)

東成瀬村農業再生会議会議が開催された。

開会に当たって、私からは米の生産にあたっては、平成30年度から国が直接需給調整のための配分には関わることがなくなるものの、一定の生産目標数量は示すものの、具体的には県と市町村が需給見通しをたてて、農家の方々に生産目標をたてて協力を願うことになる前年になることから、大切な年であること。本格的な自由化に向かうことになるものと思っていることなどを申し上げた。

会議では特に異論もなく原案が決定した。

国の全体の米の需給は、中食、等いわゆる業務用の米が不足し、値上がりしていることの一方で、いわゆるコシヒカリなどのブランド米との価格差が接近している状況が大きな変化であるようだ。

こうしたことも視野に入れて園芸作物などにも注力していく必要が求められているとの秋田県雄勝振興局の森田農林部長からの挨拶があった。

成瀬ダム事業を推進

(国土交通省東北地方整備局畠山河川部長の挨拶と町屋成瀬ダム所長の説明)

ダム事業の進捗状況を確認し、今後の事業と周辺整備と合わせて総合的な計画について率直な意見交換をさせていただいた。

完成まで後6年しかありません。6年しかないととるか、6年もあるとでは随分と違いますし、我々としては緊張感をもってより具体的な周辺整備を含めて対応して参らなければならないと考えているところです。

既に、堤体と原石山の掘削工事等実質的には本体着工に密接に関連する事業の発注に向けての公告がなされ、新年度早期には契約発注となる見込みであり、その後いよいよ本体着工のための公告手続き等急ピッチで事業が進み、村のなかもかなりの動きがあるものと緊張感が一杯です。

皆さんからもこの事業に特段のご理解をいただきたいし、御協力もお願いします。

人気の蛭川清水

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先日神戸六甲山の水が、船員から大好評であるとのテレビ放映があった。

その理由は、長期間寄港しないで航海する船員にとって腐食しない水が何より大切なことであるとともに、ほかの港の水よりもおいしいことが大前提であるとのことです。

その要因は、湧水の後背地が急斜面であり、無機質の水質で、濁りが当然無いことと軟水であることにあるようでした。

そういった条件に当てはまるかどうかはわかりませんが、我が「蛭川清水」も真夏であっても一ヶ月近くも車庫においていても変化しないといっておられた秋田市の知り合いの方がおられ、定期的にくみに来ておられました。

そうしたことを知り尽くした方々でしょうか、常連の方々がたくさんのペットボトルやらポリタンクを持参してたくさん汲まれているようだ。

そば屋さん、喫茶店、寿司屋さんなど水を商売にしておられる方々も多いようなところにも、その人気があるようです。

管理しておられる蛭川地域では除雪やら掃除やら頑張っておられるものの、「協力」は誠に少ないようですなー。

マスターズスキー大会

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(年齢を感じさせない滑りと、ゴールしての談笑、自宅からジュネス栗駒スキー場望む)

昨日と今日は2017SAJ公認マスターズスキージュネス栗駒大会の第1・2選がジュネス栗駒スキー場を会場に開催されている。

昨年に続き連続開催で、スキークラブの皆さんには大変なご難儀をかけている。

今年は特に天候が悪く、スタッフの皆さんは厳しい寒さと風雪の中での競技会で、本当にありがたいと思っている。

今年の参加者は全国からの70名あまりの参加で、楽しみにしてここ秋田のジュネス栗駒に来てくださっており、選手の皆さんは35歳以上の歴戦の強者達であり、気の抜けない大会運営でもあるわけです。

この悪天候のなか、果敢にポールに挑戦しておりました。

ゴール付近では互いに称えあって大きな笑い声がするなどスポーツに打ち込む選手たちの意気が感じられました。

またおいでください。

転換期の米対策

(米需給が大きく変化してきている報道)

2018年からの米生産調整については政府が直接関わることがなくなるなど大きく変わろうとしている。昨日の日経新聞でも二面トップで報じられた。

昨年のコメ収穫量はかこ最高になったが中食大手では不足している。

一方小売店ではブランド米が並ぶ。

こうしたことから、政府による飼料用米への転作推進策や高級ブランド戦略に消費の減少が絡み合い中食などの業務用のコメ価格水準を切り上げブランド米と業務用米との価格が並んできた。一俵の格差が縮んできているとのこと。

実際、新潟県ではコシヒカリを資料用として出荷する農家もいるそうです。

先日の山村振興連盟での懇談会で、会長である富山県選出の宮越会長が、与党の米対策の責任者であり実に詳しく、見通しを説明してくださいましたが、政府が生産調整に関わることなく、今後は県で調整することになる。生産調整は国によって推進されてきたが、実態は県によって取り扱いがバラバラで、生産量はかなりの乖離があったようで、今後は各県毎に実態が公表されることになるとのことであった。

また、10aあたりの補助金は一律7500円をしっかりと確保しているとのことであった。

一方、新たに計画されている保険制度には肉用牛価格を除くすべとの農業生産物を対象にしており、これ以上の制度は今後かんがえられないことから、是非加入してほしい。

ただし、青色申告が前提であり本年度から手続きをしてほしいものです。

山村振興懇談会

(総務省自治財政局の原調整課長の講演)

森林・山村対策に関する懇談会で、総務省自治財政局調整課長・原邦章氏から地方財政対策ではここ数年年度途中での税収の伸びがあり補正予算での対応である程度余裕があったが、途中厳しくなり、そこにトランプ大統領選の登場で少し改善されたものの、1兆円近く無くなってしまった。そんな状況のなかでの29年度地方財政は、一般財源の総額は確保。

一方、公共施設の老朽化対策、保育士、介護員の処遇改善、まち・ひと・しごと創生事業などに取り組む。一方基金積立が問題視されてきているので留意して欲しいと。これは、財務省がかなり地方の基金増に注目している。

また、社会保障経費に当たっても財政が主体的に取り組んでほしい、特に国保の県移管に伴う財政対策が課題。

そうしたなかで、森林吸収源対策としての税制が年末には確定する方向であるが、県との調整がおおきな課題になる。

質疑では、私からも、国保移管に伴う納付金が試算段階で課題があるようだが、とんな考え方をしたらよいかと質問したところ、総務省としても積極的に関わっており、激減緩和措置を二段階、三段階での対応することとしており、これまでの国保税由りも二倍三倍になるとことにはならないと考えているとのことであった。少し安心したが、かなり慎重に見守らなければならないことになろうとかんがえている。

自治功労表彰

(祝辞を述べる佐竹知事と受賞者)

秋田県町村会で自治功労表彰を行った。

町村長として5期以上と3期以上にわたって地方自治に貢献している町村長を表彰した。

5期以上は松田美郷町長、3期以上は畠山八郎潟町長、高橋大潟村長が表彰された。

また職員として35年以上勤続の44名が受賞した。

謝辞は井川町の鈴木住民課長で、就職当時は秋田空港開港の年で思い出深く、これからも町村の発展に努力すると力強く謝辞をのべていただいた。

知事からは秋田県を取り巻く情勢は厳しいが、県と市町村が一体となって課題解決に努力し、支援して参りたいとの祝辞をいただいた。

来賓の町村議長会長の美郷町高橋議会議長からは、住民要望については、「できない」と言う発想を視点を変えて、「出来る」発想を持ち続けることに期待する言葉があった。

ここでも、視点を変えることの大事さを改めて感じた。

少子化対策

(みんな元気でいい!)

午前中は出生者4名の家庭を訪問し、お祝いをしてまいりました。

年度中の出生者は16名と言うことで、他の同規模の自治体と比較してもよいようです。

ところで、昨日は教育会議が開かれたが、その場で奨学金制度についてのジレンマみたいに感じていることを話した。それは、この制度を活用して大学などにどんどん進学している、それはよいとして、卒業後に村に帰ってくる人材が誠に少ない。社会にでて活躍する人材を喜んではいるが、これで良いのだろうか?と以前から悩んでいた。

人材がどんどん出てしまっては、村はどうなるんだ?人材が活躍する働く場所がないと言うがそうだろうか?

よく考えなければならない課題であると、あらゆる機会をとらえて議論していかなければならないと、問題提起をしたところでした。

改修工事

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(年数経過で配線も凄い)

現在、役場庁舎内の改修工事が行われている。

庁舎の耐震化工事は、公共施設の中でも一番最後に終わったところですが、行政事務もIT化によって配線も年々増設され、抜本的な改修が必要になってきた。

配線が入っている2階事務室の天井は、ごらんのような状態で普段見ることがないのですが、その複雑なことには驚いてしまった。しかもこの配線は結構重量があり、簡単には動かすことができないし、複雑でかなり改修の時間がかかるようだ。

今では、この配線によって結ばれる事務室コンピューターに接続されて全ての業務が進められており、どれか一つに不具合が生じても機能が麻痺する状況である。

この改修は、庁舎と山村開発センターを有機的に活用するための事務室改修と合わせて行っております。

来庁の皆さんには多少不便をおかけしますが、ご理解とご協力をよろしくお願いしたいと存じます。