要望活動

(与党幹事長、農林水産大臣に要望)

政府与党の二階幹事長と吉川農林水産大臣に秋田県町村会としての要望する機会があり、秋田市で知事、市長会合同の要望を行った。

与党の幹部が県段階の大会に出席することは来るべき選挙に向けてのてこいれでもあるでしょうし、それだけに緊迫感を持っておられることと感じている。

我々町村としても政策の実現、政策課題の対応にはこうした活動の重要性は十分認識しておるところです。

自治協会の調査終る

(エッフェル塔望む空にはたくさんの飛行機雲)

昨日の夜8時30分にコンコルド飛行場から帰路につき約11時間、今回の調査事業を終えて羽田空港国際線ターミナルに着陸。パリとは違って暑い!

ドイツ、フランスでは肌寒いくらいの気候で、北海道とほぼ同じ緯度であるためか、乾燥している感じも強かった。

団員一同各々の想いを成果にして、今後の地域づくりに頑張ることになります。

パリ市内の特徴

(緑を大事にし、発電されてから地中に、ポスターはなく、壁の色はすべて規制)

(ネオンサインは規制されなし!)

(ポリでもっともサンデルマンデプレ教会)

(ノートルダム大聖堂は火災の復興作業)

フランスの首都パリは、中世の都であり独特の建築様式で殆んどが築150年を経過している歴史のある街。

地価も高く生粋のパリの人達は住むことが出来ないくらい貧富の差があるパリだそうです。

建て替えするとしても、建築基準が厳しく伝統を守り、中世の伝統をしっかりと守り続けている自負心があるとのこと。

交通事情も悪化しており、ラッシュ時の混雑は益々激しい渋滞になっていた。

景観にたいする国としての基準も厳しいとのことであった。

そうした影響からか花の都パリはけばけばしさは感じられなかった。

先日火災のあったノートルダム大聖堂は足場が組まれ復興作業中であったがこれかはどうするのかまだ方向性さえも決まっておらないようでした。

今回の調査研修事業は全て終わりました。

自治体国際化協会で研修

(自治体国際化協会で研修)

(TGV駅 は簡素)

(入車するTGV)

(自治体国際化協会パリ事務所で研修)

朝早く南仏アヴィニョンからフランスの新幹線TGVで約2時間40分をかけてリヨン駅に移動。初めてのTGVでしたが、時間通りの運行ではなく、多少遅れるのが普通だそうですし、それが30分遅れたりもするようです。車両基地派案外横揺れもあり、車内も混雑、トイレのサービスなど日本では考えられない状況でした。午後には一般財団法人・自治体国際化協会パリ事務所での日本とフランスの自治体野仕組みなどを研修した。フランスには小さな自治体が多くその仕組みもかなり違っていた。ただ、美しい村連合の制度自治体などや過疎化対策などでは共通点もありました。また、選挙制度などでもお国がらがありました。事務局の説明でも大変な資料を準備して頂き、東京都と香川県からの出向職員のお二人から対応していただきました。

アヴィニョン市を訪問

(アヴィニョン市庁舎で)(アヴィニョン市庁舎)(ゴシック建築の市庁舎)(アヴィニョン市の副市長のレクチャー)

午前中はアヴィニョン市庁舎を訪問し観光局のイベント担当からアヴィニョン芸術祭の世界的なイベント、見本市とも言える対応をレクチャーしていただいた。日本からも多くの芸術家が来ているとのこと。この秋には京都の著名なお寺さんと交流することがほぼ決まっているようで、そうした企画が進み観光客の拡大に対応する積極的な姿勢が見られた。そうした企画力、努力の必要性が凄くせっきょくてきなことを肌で感じた。午後からはローマ法王庁が70年間イタリアから移り住んだアヴィニョンのゴシック建築の粋を集めた教皇庁(法王庁)の壮大な歴史的建造物を案内してもらった。副市長自らから説明してくださり歴史の深さ、ゴシック建築の壮大さ、技術は驚きであった。(法王庁とゴシック建築の粋)

仏の二ツの美しい村

(ゴルド村)

(ルシオン村のボネリ村長からレクチャー)

今回の調査で私自身が特に訪問したかったフランスのプロバンス地方の七つ村連合の内から美しい村連合の二つを研修できた。

フランスでは163の加盟団体があり厳しい審査を経て協会に加盟している。30の審査基準をクリアしての団体で、この指定ラベルを得て観光客の地域の活性化となっている。ルシオンでは年間60万人の観光客で100万人を目指しているとのこと。

美観(景観)、経済、観光、住民生活と言った四つをどう調和させるかと言ったジレンマがあるとのことであった。

フランス協会の運営と、日本の美しい村連合の運営についての取り組みもしっかりと研修させてもらった。

日本ではまだまだこの運動が地域全体の活性化に結び付いていない感じがあるなかで、歴史のあるヨーロッパの美しい村連合が着実に発展していることからも我々も更にこの運動が進展するように努力しなければならない意欲を持った研修であった。

ドイツからフランスへ

(フランクフルト市庁舎)

(大聖堂を望む)

(文豪ゲーテ像前)

(ライン川の支流ナイン川)

ドイツの研修を終えて次の研修地フランスのマルセーユ経由でアヴィニョンへ移動する日程の途中、フランクフルト市内にたちより、市庁舎や文豪ゲーテ広場等と共に金融の街フランクフルトをバスで移動。

日曜日とあってドイツは「休日法」で市内の店は殆んど休業日、閑散としているが、ドイツは一年の内約半分は冬型の気候のため寒く、日本の北海道ととても似た気候であるようでこの時期太陽が出ると皆外に出て日光浴をしながらの休日となるとのこと。

金融の都市として人口70万人ながらEUの加盟イギリスの離脱如何によっては、益々その立ち位置が重要になっているようで、土地価格が上昇し、金融の街として益々の期待が高まっているようでした。午後からは天候も快復して少し暑くなってきましたが、これまでの数日は少し寒く、雨もあり面食らうくらいであった。

農家レストランの秘訣

(農家レストラン経営者のシエーファーさん)

(約100頭のアングス牛の畜舎と牧場、羊とヤギを飼育)

(アパートとレストラン、ショップ)

農家レストランの経営のためには、4つの足を基本としている。

有機農業、ショップ、発電、アパート経営が基本。

家族経営と専門従業員は季節によって違う。

つまりはこだわりの農家レストランであること。

借り入れている土地は160ha,その内140haは牧場である。残りは肥料となる穀物などえさになる小麦などを作付けなど徹底した有機農業であり、生産される農産物を原料にした農産物を自家消費、販売している。

こうしたことから、徹底した山菜や野菜、米、漬物等の安全食品と有機農業での農家レストランにこだわることによって一つの方向性を見いだすことができるように感じた。

動物、小動物、牧場、自然の花、子供達や年間の休みを有効に過ごすためのふれあいの里による地域特性を大事にしたいものです。

ハイデルベルクの環境施策

(世界一の環境都市とて新たな街づくり)

(ごみ対策は分別収集でステーション方式とは違う)

(再生エネルギーで地域暖冷房をしつつ建築もパッシブハウス建築)

世界一の環境都市としてco2削減に取り組み、建築もエネルギー効率の高いパッシブハウス方式で市街地を17haに誕生させている。

再生エネルギーで地域暖冷房を実現させようとしていた。

課題もあるようだがバイオマス発電による地域暖冷房は大きな期待があるものと感じた。

ハイデルベルク市観光局からの委託を受けた民間団体の説明はとても丁寧であった。

実際にその開発された地域を説明のあと実地に見たが大規模であるものの、ごみ収集を含め環境都市としての取り組みは歴史に残る取り組みであるものと実感したし、市民もまた環境問題に深い理解と関心があるものであった。

ハイデルベルク市はドイツで一番古い大学もあり研究学園都市として学生が35000人もおり、研究機関としても人口が増加しているとのこと。

交通機関も鉄道、電気バスなど公共機関、交通対策など施策全般が環境問題にしての関わりを持っているからこそ出来る施策でもあるものと感じた。

世界はco2削減に向かっており、25%削減さえもかなり難しい課題のなかで既に達成していることは驚きでもあった。

他人事ではなく我々も環境問題により一層関わって行かなければならないことであるし、努力して行く必要性改めて感じたところでした。

調査事業一日目

(フランクフルト空港での入国)

(フランクフルト空港)

(アウトバーンを走って一日目のホテルに移動)

出国して約11時間でフランクフルト空港に到着。

気温は15℃、肌寒い。

どこかどっしりとした趣のある都市と言った感じ。

アウトバーンはさすがに広くスピードは規制なし!

片側4車線。軍需道路として作られたドイツ独特の道路。当時は飛行機がこの道路で離着陸をしていた。

消費税は15%。日本はどうなるのかな?

時差は7時間でフランクフルトは午後5時30分で宿泊先のハイデルベルクに向けて移動中。日本は真夜中。

アウトバーンを移動中にこのブログを打っています。