山村振興の研修会

(総務省福田調整課長の講演)

(農林水産省地域振興課長の講演)

(研修を終えてホテルに戻ると夕焼け)

午後からびっしりと総務省、農林水産省、林野庁の課長、室長から31年度事業や予算、主要事業のポイントについての講演があった。

幼児教育の無償化、防災・減災、国土強靭化の3か年緊急対策、土地改良事業の地方財政措置の拡充、公共施設等の適正管理等取り組むべき事業があった。

地方財政を取り巻く環境は厳しいものの、数年ぶりに安定した地方財政対策になっていることが説明された。

一方、農水省の事業でも我々が課題としている採択可能な事業メニューがあるし、国土の70%が農山村であり、耕地面積と農業産出額は40%との指標があるし、農山村の人口は全人口の11%であることの現実からいかに農山村の役割の大きさを認識するべきであることを視点にして、これにどう取り組むべきかしっかりと担当と協議しなければならない。

森林林業でも森林環境税及び森林経営管理制度との関わりをしっかりと研究し、現行法での公有林での活用には別としてしっかりと議論して行かなければならないものの、森林整備への取り組みは計画的に推進していかなければならない。

内容の濃い研修会となった。

今シーズンの初滑り

(ジュネス栗駒スキー場です)

(SAJ公認指導者研修会が開かれていました)

今シーズンはなぜかスキーの機会がなく、今日始めての初滑りができました。

雪質も良く快適なスキーでした。

たくさんのお客さんが来てくれておりレストランも満員の状況でありがたかった。

今日と明日の二日間、全日本スキー連盟の指導員研修会の会場として100名近い受講者が全日本スキー連盟のデモンストレーターの実技を受講しておりました。

「虎の穴」スキーで頑張る!

児童館事業の「虎の穴」クラブが、昨日から今日までスキー教室を開催した。ある程度滑れる子ども達から、初心者までががジュネス栗駒スキークラブの指導などで存分に楽しんでいました。

二日間でしっかりとスキーが出来るようになり、自信満々の様子が見えてとても頼もしく感じました。

明日から冬休み

(明日から冬休みの小学校)

今朝の降雪は約15cmぐらいかな。

結構重たかった。昨日の夕方、無理して車庫の雪降ろしをして良かった。あのままで積もってしまうと後が大変だった。

朝からすっきりしない天気。

米寿のお祝いに横手市に出掛けた他は、終日在庁していた。先日東京での活動が影響したのか、少し動き出す方向も期待したいところです。

夕方外に出てみると、小学校も終業式があったようでした。

風邪に負けないで、たくましく冬休みを楽しんで欲しいものです。

議会再開

(議会の模様)

曇り空で雨も落ちてきています。

今朝の冷え込みはそんなになく、散歩も出来、先日の雪もほとんど消えています。

今日から議会が再開され、9月議会以後の行政報告と今後の方向などを述べさせていただきました。

ふるさと納税は年々協力してくださる方々が増えありがたいことです。今年も11月末現在で、652件、721万5千円で昨年より大幅に増えております。

コメントもあり、小さな村でもがんばれー!日本で最も美しい村連合に加入していることを知り応援してくれている方も多く、教育に役立てて欲しいと言ったコメントも多くありました。

そんな期待に応えるように役立たせていただきたいとおもっています。

マイナンバーカード(個人番号カード)の交付率が秋田県では我が村が一番高く、11・41%、県平均は8・27%ですがこれからも更に交付率を上げるように努力しなければなりません。

リンドウの出荷額も1000万円を突破しているようです。

こうしたことを行政報告として行いました。

移動理事会

(水道濾過装置)

(五人の図書史書配置)

(ジュンサイ栽培を始める)

秋田県町村会の移動理事会が八郎潟町で開催された。

それぞれの町村では特徴的な行政運営をしている。

その行政には多くの課題もある。

八郎潟町では、特に飲料水、水道などでは特に苦労しておるし、八郎湖のアオコ等水に関しての課題は特に大きく、全国でも町としては二例しかない水道水の浄化施設を整備している。

一方、隣町の三種町ではジュンサイが特産品として、しっかり生産されているが、八郎潟町ではその摘み取り作業が大きな課題で、これを水槽栽培法を取り入れようと6棟のビニールハウス約1100平方メートルではじめていた。水管理が課題であるとのことであった。

一方、子供や幼児、図書施設がとても良く整備されており、特に図書館は5人の図書司書が配置され、予算も年間500万円があり、夜の8時まで開館されているとのこと。

商店街の活性化対策としてはNPO法人を指定管理者として、日常惣菜中心にした買い物などの便宜を図る対策に乗り出していた。

とても意欲的なまちづくり、活性化対策としての取り組みであった。

県との政策会議

(知事挨拶)

午前中は湯沢・雄勝広域の管理者会議。その後、秋田市に移動して町村会正副会長会議。

引き続き秋田県との協働政策会議。

役回りが町村会という事で挨拶から司会、進行を担当。

提案である外国人雇用、技術者研修を協働で進める提案に対する県の考え方は慎重であった。

次にかねてから要望していた事項に対しての回答、考え方は総じて何か物足りない感じがした。

これに対しては市町村長から、活発な意見もあったし、提案、更には提案もあった。

極めて重要な提案もあった。

これに対しても何か残念な回答であった。

しかし、総括では知事から前向きな回答がありホッとした。

活発な内容で良かった。

私も司会の役割もあり発言しなかったが最後に冬季道路閉鎖 のあり方で、通行可能ではないかと思われる道路であっても閉鎖する現状を検討してもらいたいと述べさせてもらった。

最後のなか締めでは、潟上市長からこうした会議のあり方と対応についての辛口の意見もあり盛り上がりました。

応援団長だったそうで滅多にないなか締めでした。

昼間のパパは光ってる

(ダム工事施工社の事務所移転で挨拶の所長)

朝の会で出張中の概要を話しをさせていただいた。

カンボジア、タイでの、外国人技能習得者の雇用等の可能性、手順、日本語教育の実態、賃金体系等、自然遺産の復旧の実態とあり方、教育研修と観光交流のあり方、日本の企業物産販売と秋田牛売り込み等を話した。

この内、教育施設の整備がカンボジアではまだまだ進んでおらないことながら、子供たちは明るく学習の楽しさを話してくれたことが印象的であった。

日本で就労には期待があり、そのための日本語習得に意欲的であったこと。

タイでは、日本への修学旅行熱が高くわが村でもその受け入れの可能性について検討をする必要性を感じたことなど。

朝の会のあとは第三セクターの営業報告、更には午後にはそのスタッフ対策などに対応。

そのあと、ダム工事施工社の事務所移転式に案内をいただき出席挨拶、そこで偶然、「昼間のパパは光ってる」というマンガを国交省で紹介されて読んだ主人公がおられたことで話が弾んだ。

このマンガは、ある若いダム工事担当者と自分の仕事と家庭の理解などと、ダム事業の役割などを題材にしたものでとてもほのぼのとした漫画でした。

お会いしたモデルの方もとても爽やかな方でした。

教育交流の促進に前進

(教育交流の関係者)

(交流協定締結)

(学校関係者と記念写真)

(締結に参加した町村長)

(バンコクの日本生鮮卸売り市場遠藤社長)

(菊地久夫バンコク秋田県人会会長)

バンコクでの用務も多忙を極めた。

今日からは秋田県主催・タイとのトップセールス事業に合流、これは秋田県知事を団長とする官民合同の市場調査と県産品の売り込み可能性調査である。

まずは、生鮮卸売り市場遠藤社長の説明を受け、次にはタイで60店舗以上の店舗展開しているマックスバリューでの消費動向の説明を受けた。

続いて、秋田牛輸出促進プロモーション事業に参加した。

この後、教育旅行に関する覚え書き締結式に出席。

これに関連するタイ航空とのチャーター便説明会では、三つの旅行社、とタイ航空の並々ならぬ熱意があり今後大きく進展する可能性があるようであった。

教育旅行には、すでに男鹿市、仙北市が決定しており、この二市だけでは対応出来ない人数が想定されており、この後具体的な打診があるようであったし、この事業の実質的な推進者であるタイの秋田県人会会長の菊地久夫氏と話し合うことができた。

こんな形で交流が可能になることはとても嬉しいことであり、今後も努力していかなければならないと強く感じた。

シェムリアップの中学校訪問

(中学二年生のクラス)

(教室は5室のみ)

(ドンスワー中学校)

11時頃に中学校を訪問。教室は5室のみで50人から60人で編成され1年生から3年生まで、しかし、二年生でも13歳から16歳までと巾があるようで、その理由は留年したり遅く入学しているためのようでした。

教室は狭くぎゅうぎゅう詰めの感じ。

この学校は、日本の企業が協力して建築したもので、発展途上であり地方の学校の整備までは対応出来ず、我々との意見交換会では、どうしてももう2教室が欲しいとのことで、協力してもらえませんかとのことに、一同驚いてしまいました。

こうした切実な課題がカンボジアにはあることの一端が伺えました。

授業は午前7時から12時までと、12時から17時までの二部制で行わざるを得ない厳しい環境下にあるようでした。

教師は国家資格をもち一人で最低二教科を担当し、国において給与等は支給されとのことであったし、生徒の授業料は無料とのことであった。

生徒の表情は非常に明るく勉強は楽しいですかと聞いたところ、一斉に元気良く「楽しい!」と答えてくれました。

何か救われたような気持ちでした。

東南アジアにはこうした環境下にある地域はまだまだあることでしょう。

この後、次の日程であるタイに向けてカンボジアをあとにしました。