全国森林環境税創設促進連盟を解散

(解散総会で挨拶する辻山梨県早川町長)

(総会)

(解散することとなった総会)

(総会も拍手で決議)

名称は変遷してきたが、森林の持つ環境に果たす多面的な役割を共通して確認し、そのための森林整備促進をすべく、税制の制度創設を求めて活動してきた標題の連盟が3月の国会において、森林環境税として正式な税制が25年度での成果として制度化されました。

これによって、長い活動の成果が結実したことにより、連盟の役割は初期の目的が達成されたとして、理事会、総会において解散することとなった。

この成立に特段のご指導とご理解を頂いた国会議員の先生方に対して感謝の集いを催しました。

ありがとうございました!

この制度は平成36年度から国民等しく住民税とあわせて年間1000円の税金を納めて頂き、これを活用して森林の整備、人材の育成、木材の活用、環境の整備などに充てることになっています。

36年度までは、森林環境譲与税として市町村に交付され、36年度からは森林環境税として市町村に交付されます。

森林環境譲与税詰めの要望

(谷公一自民党国土交通部会長に要望)

(塩谷立自民党前総務会長に要望)

(吉野前復興庁大臣に要望)

今日から31年度予算の委員会が開催され、森林環境譲与税が審議されることとなり、それに会わせてこれまでもこの法案策定に当たって多くのご支援を頂いたわけですが、作成に当たって国会議員の中でも特に政府与党の取りまとめに努力していただいた国会議員に最後の詰めの要望をすることとなり急遽今日の要望会となった。

統計問題で国会の予算委員会審議は度々中断しているが何とか円満に成立させてほしいものです。

山村振興の研修会

(総務省福田調整課長の講演)

(農林水産省地域振興課長の講演)

(研修を終えてホテルに戻ると夕焼け)

午後からびっしりと総務省、農林水産省、林野庁の課長、室長から31年度事業や予算、主要事業のポイントについての講演があった。

幼児教育の無償化、防災・減災、国土強靭化の3か年緊急対策、土地改良事業の地方財政措置の拡充、公共施設等の適正管理等取り組むべき事業があった。

地方財政を取り巻く環境は厳しいものの、数年ぶりに安定した地方財政対策になっていることが説明された。

一方、農水省の事業でも我々が課題としている採択可能な事業メニューがあるし、国土の70%が農山村であり、耕地面積と農業産出額は40%との指標があるし、農山村の人口は全人口の11%であることの現実からいかに農山村の役割の大きさを認識するべきであることを視点にして、これにどう取り組むべきかしっかりと担当と協議しなければならない。

森林林業でも森林環境税及び森林経営管理制度との関わりをしっかりと研究し、現行法での公有林での活用には別としてしっかりと議論して行かなければならないものの、森林整備への取り組みは計画的に推進していかなければならない。

内容の濃い研修会となった。

山村振興連盟理事会

(中谷会長の挨拶)

全国山村振興連盟の理事会に出席。

中谷会長(衆議院議員)の挨拶では新たに、衆議院議員の吉野正芳、篠原孝のお二方に理事として参加して貰ったこと。人口急減対策としての議員立法を国会に提案しており次の国会では是非成立させたい、但し、議員立法は全党派とされていることから一党だけがまだ賛成してくれておらず説得中であるとのこと。私たちからすると全国の山村地域は人口減少に苦しんでおることからすると何故賛成できないのか不思議でならない。

この他理事会では、農地転用規制が厳しく若者の住宅建設が遅れ都市に転出するケースも多く転用規制を緩やかにすることが求められた。また森林環境譲与税の算定に課題があるとのことで算定見直しを求める意見があったが、制度がやっと施行されたばかりであることから、時期尚早との回答があった。

またイノシシ対策も話題になり、ジビエ対応としての冷凍車も交付金対象となることが担当室長から示され、県を通じて照会することとした。

今回もまた色々な情報得ることが出来た。

水陸両用バスに乗る

(スクリュー)

今日の日程は、西目屋村の津軽ダムと水陸両用バスの視察体験さらに白神山地ビジターセンター視察でした。

初めての水陸バスは、窓がなくこの時期では寒かったが、ダム湖に突入するときは緊張したがそのあとは特に感動はなかった。

陸上は大型二種免許、湖面に出るときは操船免許が必要で、湖面から陸上に上がるときは車と船の同時操作が必要なそうです。

ダム完成後の活性化対策としてのこの事業はとても大事なことであるが、成瀬ダムの対策としてはどうあるべきか?課題は多い。

白神山地ビジターセンターでは、相馬館長の説明があり、とても参考になる研修、総会でした。

広葉樹林の爽やかなこと

(すずこやの森)

計画的に進めている広葉樹林の整備、今年は約12ヘクタールを整備した。

森林浴に散策!

ふかふかしてとても気持ちがよい。

何よりも林のなかを見通すことが出来、気持ちもスーとする!

早速孫たちをつれて散歩したい。

そんな気持ちにさせてくれる。

秋を感じて

(舞茸をいただきました)

(赤く熟れだした山ボウシの実)

(孫たちが伸び上がって山ボウシの実を採取)

(直売所に並んだ秋)

秋はまさしく食欲のシーズン。

直売所にも沢山の山菜、野菜がならびだしました。

茸の王様舞茸をいただきました。

直売所にも少ないですが並び出しました。もしかして今年は豊作かな?

カボチャも今年は高値で売れているようです。

週末は村の直売所は大にぎわいです。

栗駒山荘周辺の紅葉も例年より早い感じとの情報が入っています。

栗駒の紅葉情報は村のホームページからライブカメラ情報でご確認下さい。

秋晴れの絶景!

(飯豊連峰と出羽三山方向、仙台方向、蔵王のお釜等々)

全国森林レクリエーション協会の青森、秋田支部の総会二日目は、現地視察。

秋晴れもこんなに穏やかなことは珍しいくらい暖かく過ごしやすい天候となった。

蔵王の刈田岳から見晴らす眺望は素晴らしく、飯豊連峰、出羽三山方向、仙台方向には雲も浮かび絶景でした。

帰りは、湯沢での会議があり、山形市経由で帰った。

治山事業表彰

(表彰式)

平成30年度日本治山治水協会(会長・山口俊一衆議院議員)の総会があり、今年が協会設立80周年を記念して農水大臣、林野庁長官表彰式があった。

これに、小職も秋田県の理事として長年関わっていたこともおり、該当するということで表彰された。

それぞれ10名程が授賞しました。

治山治水事業は山村においては重要な施策であり、山を守り、水を治めることは災害対策上も極めて大事であり、昨年の熊本北部豪雨の時にも、広葉樹と針葉樹の混交林は災害に強く、治山治水事業の重要性が改めて見直されたところでした。

森林環境税や森林環境譲与税税等の活用等でも改めて森林の整備は大事な施策であると考えられるようになったことは喜ばしいところです。

新しい情報と対応

(理事会)

(市町村の振興を考える会議員連盟との意見交換会)

朝の8時から市町村の振興を考える会議員連盟(会長・山口俊一衆議院議員)と全国町村会正副会長との意見交換会が年に数回行われており、色々な新しい情報が貰えて参考になる。

今回は、森林環境税、過疎対策、人口減少対策、ふるさと納税制度などについて中央での動き、今後の方向などがかなり突っ込んだ話し合いとなった。

この場では、災害が次々と発生し、国による財政対策としての恒久的な税制の必要性なども話し合われた。

理事会では、吉川総務省大臣官房審議官から2040年対策等の地方制度調査会の審議内容などの講演があった。