危機管理研修会

(シンポジュームの開会で挨拶する高市総務大臣)

全国の市長村長を対象に危機管理シンポジュームが総務省消防庁の主催で開催され、200名を超える参加者で首長がいかに危機管理について関心があるかを示すものとなった。

昨年の熊本地震の体験を踏まえた熊本県西原村の村長が体験を交えての、初動対応についての具体的な講演、体験を通しての反省点など参考になる講演であった。

講師の東京大学研究所の教授の講演、最後に、消防庁のマニュアルによる普段からの確認、チェックの大事さが指摘された。

帰ったらそのマニュアル活用、チェックなど具体的に研修したいと考えている。

他に気づいたことなどもあった。

消防団の練習開始

いささか時差ぼけ気味ながらも終日決済業務と若手職員の出張研修の復命を読みながら、積極的にこうした研修に参加する意欲と公務における積極的な取り組みに対する姿勢の大切さ、更にそこでつかむきっかけに期待したい。

その旨を復命に書き添えて返したところでした。

帰り際には、若手消防団員の夏の消防ポンプ操法の練習に立ち寄り激励した。

いよいよそんな時期になりました。

あなた方の努力とがんばりが村政にも大きな励みになるものと思っていますよ。

雄物川総合水防演習

平成29年度雄物川総合水防演習が行われております。毎年東北6県の持ち回りで開催されており、今年は雄物川流域の水防関係団体など1050名が参加しての大規模な演習で、村の消防団も第6中隊として、積み土のう工を担当して頑張ってくれています。

農作業の忙しい合間をぬって訓練し今日の演習に参加してもらっています。

栗駒山の山開き

(岩手県、宮城県、秋田県の関係者)

(安全祈願する東成瀬村長)

(挨拶する東成瀬村長)

(残雪と新緑が優しい!)

誠に穏やかに晴れ渡った新緑の須川温泉ビジターセンター前で今シーズンの栗駒山の安全登山を祈願した山開き行事が登山愛好者等を含めて多くの参加者によって執り行われた。

久し振りにこの行事に参加したが、栗駒山の稜線に何やら見慣れない構造物らしい標柱みたいに感じるものが見えたのでお聞きしたら、気象庁のアンテナだそうだ。

栗駒山は今も活火山であり、微動地震などがあり、気象庁による定点観測のためであるとのことであった。

温泉付近や昭和湖などにも定点観測のための地震計なども設置されており、安全対策や地震や噴火などのための調査活動が密度濃く行われているようです。

新緑と残雪の栗駒山は今が旬です。

気象台と密接な連携

DSC_0657[1]

秋田地方気象台の和田幸一郎台長が気象情報の説明にわざわざ役場を訪問してくれた。

気象情報、特に大雨等の危険度を時系列で視覚的にわかりやすく表示され、さらに危険度を色分けによって時系列に表示できることから、我々自治体の責任者としては大変に参考になる情報を頂けるようになってありがたいと感じた。

昨年の台風10号による岩手県岩泉町の老人福祉施設の痛ましい事故もあり、わが村のように山間地域、しかも周囲が急峻な地形で、集中豪雨などの場合、一気に増水しどんな事態になるか予想だにできない状況が出ることもあの経験からすると考えられ、今回説明があった情報は、小さな河川であっても時間単位で源流地域の予想水量を示していただけるようで、避難勧告などの判断にあたって大いに参考になるものと感じた。

同時に、ホットラインもつなぐことができ、直接問い合わせて相談もできるようで活用させてもらうことにした。

最近は、異常気象が頻発し「これまでなかったから大丈夫」という判断は避けなければならない状況下にあり、こうした情報の共有はより強く求められることになるものと思うし、前例がないから大丈夫などということは禁句にしなければならないのではないだろうか。

今後の災害対策にも活用させていただくことにしたい。

自主防災組織で救急救命講習

DSC_02661

DSC_02671

DSC_02651

(講習中)

村には各集落ごとに自主防災組織を組織して計画的に非常時に対応できるような研修などを実施している。

今回はその組織から中心メンバーか中心になって、救急救命講習を湯沢雄勝広域市町村圏組合消防東成瀬分署員を講師に招いて実施した。

具体的には、AEDの使い方など各主要公共施設には配備されているものの、実際に使用方法などを研修したことがないのではないかといったことからまずはリーダーが自らその使用方法を知っておこうとしたものです。

こうした研修を普段から計画的に経験しておくことは大変大事なことであると感じており、それを実施していただいたものです。

実際に使えるかどうかはその場になって見ないとわからないわけですが、まずはその機器の状況、どんな事態に活用するのかを確認しておく必要性はあるものと思うし何回でも習熟するように研修していただくことは大事なことであろうと思っている。

財務省、国交省要望

(太田財務省主計局長、主計官に要望)

(塚原国交省水管理・国土保全局長に要望)

朝から塚原国土交通省水管理・国土保全局長に成瀬ダム事業を要望し、秋田県南地域の道路整備について池田道路局長の要望した。終わって、財務省では太田主計局長と主計官に要望しコメントをいただいた。麻野忙しい時間帯であったので大急ぎであったが国会議員の紹介もあり内容の濃い要望活動であった。

歩いた歩数は15,000歩を越えていた。