東日本大地震の想い出

(村の社会福祉協議会理事会)

午後から村の社会福祉協議会の理事会が開催され、事業計画、予算案等を理事会で決定した。

この後、午後2時46分に東日本大地震から8年目の震災記念日で全国で22000人余りの尊い犠牲者に黙祷を捧げた。

8年前の私は秋田市での会議に出かけ市内の跨線橋にかかる寸前で強い地面がうねり電柱が揺すられ電線が波打ち信号も止まる停電でかろうじて会議に出席できたが、会議どころではなく、地震の状況が説明され直ちに帰路についた。途中秋田自動車道は通行止めとなり13号を走る途中に車のテレビ放送を見ることが出来た。停電で各家庭ではテレビ受信ができなかったでしょうが私は役場に帰るまでずっとこの世とは思えない映像を見ることが出来たが、ただ唖然として、あらら、あららというばかりであった。実に恐ろしい光景になんと言うことだ!

雨雪が降り続き道路は大渋滞

今でもその時の光景が目に浮かぶ。

あれから8年目の今日、忘れてはならない自然の恐ろしさ、多くの課題が突きつけられまだまだ復興半ば、災害に対する備えの重要性を改めて考えさせられる一日となった。

国交、総務、財務の三省に要望

(菅官房長官に要望)

(総務省大臣官房審議官に要望)

(財務省前田主計官に要望)

(財務省主計官と担当係長)

(榊国交省道路局次長に要望)

昨日と今日今年一月から二月にかけての豪雪は、2mを超えて、村では豪雪対策本部を設置してその対応に当たってきた。今年の降雪状況は、秋田県全体では、雪が少ない状況にあって、県南部特にわが村や湯沢市や皆瀬村での「線状降雪帯」とも言われても良いような気圧配置が長く続き、こうした気象状況が顕著であることから重たい雨雪、湿雪で除雪車の出動回数、出動時間が過去最高を記録した。昨年も雪が多くその対応には参ってしまったが今年はそれにもまして、間断なくなく降り続く雪は村の除雪経費の大幅な、支出につながった。

これに対する国と県による財政支援を求めて、国会議員と秘書、秋田県と東京事務所職員の職員の方々のご協力をいただいて、二日間にわたって私と議長とが菅内閣官房長官、財務省主計官、消防庁長官、総務大臣官房審議官、財政局長、地方交付税課長、調整課長、財政課長更には国土交通大臣、次官、国土交通省道路局次長、企画課長、環境整備課長、さんなどに実情を写真を添えてしっかりと説明申し上げ、理解いただくようにお願い申し上げて来ました。

少し遅かったかなとも思われますが、一定の理解を示してくださいました。

官房長官は超多忙な参議院予算委員会の開催中であり、なおかつ内外の厳しい政治状況のなかで時間を取って頂き、熱心に聞いてくださいましたし、「多いなー!」「バスが見えなくなるんだよなー」ともおっしゃっておられました。

強い見方感じました!

緊急の要望活動

(黒田前総務省自治財政局長、現消防庁長官に要望)

(御法川事務所で秘書に要望)

今年の冬の豪雪は、ここ10年で最も除雪経費がかかった。昨年も多かったのであるが、一月の除雪車の出動回数、出動時間は最大となってしまった。

この経費も約3割増以上の見込みであり、この後も農道除雪、除雪した雪の排雪、後片付け農業施設の除雪支援等もあり、新年度予算からの支出も見込まれることから、村議会議長と共に国会議員を中心に財政支援の要望活動を行った。明日は官邸、財務省、国土交通省、総務省に集中的に要望活動を行うことにしている。

既に、国会議員さんからは早速官庁に要望してくれたとの連絡があり、誠に素早い対応に感謝している。

この要望には秋田県東京事務所の課長、主幹も同行さてくれましたし、御法川事務所の政策秘書も同行もありありがとうございました。

全県消防ポンプ操法大会

(第三分団が健闘!)

(ハピネッツの激しい練習!)

全県消防ポンプ操法が開催されて、村の第三分団第三部(大柳)が湯沢雄勝の代表で出場。

春からの計画的な練習を重ね、本日の大会出場権を獲得しての成果を出すべく懸命に頑張ってくれました。

結果はともかくとして、精神的に素晴らしく逞しくなった感じがしています。

反省は反省として、「これでいい!」と言った諦めの感覚は全くなく、来年も絶対に出場したいという強い意気ごみにこれまでにない凄さを感じたところでした。頑張れー!

帰ってから、ハピネッツの練習ぶりを見たところ、これまた、凄い練習姿勢に今シーズンの活躍に期待感一杯でした。

観客も多く、前田HCのもと新たな外国人選手と沖縄から全日本の候補である古川選手も加わりチームワークも良いそうで、他にも新加入の有力選手もおるようで今シーズンの大活躍を期待したい!

雨水の候

(成瀬川の下流も霞んでます)

(成瀬川と合居川の合流点では川霧が)

(朝日が雲間から出ようとしてます)

ここ数日は、穏やかな天気です。

19日からは二十四節季の一つ雨水の候となり、文字どおり、雪が雨に変わる頃となることから雨水と言われているそうです。

本当にそうあって欲しいと心底思う今年の冬でした。

山肌もあちらこちらで雪崩が始まっており、少しずつ春に向かって居るのが実感としてあります。

それにしても広い秋田県でも県南のほんの一部だけが異常に積雪量が多かった。

ここ数年「線状降水帯」が話題となり、豪雨災害をもたらした。

それと同じように、「線状降雪帯」と言う表現のしかたがないのだろうか?

あっても良さそうな気がする今年の豪雪状況であった。

調べたらありました!「線状降雪帯」!でもなぜか、今年の豪雪ではこの表現が無かった。余りに地域が限定されていたのか、あるいは被害が少ないと判断されていたのかな?

3月の初旬には、豪雪資料をまとめ国や県にも財政支援の要請に出掛ける予定をしたいと考えているところです。

秋田県総合防災訓練

特別豪雪地域指定を受けている地域での総合防災訓練は今年で秋田県では5回目になるそうで、かなり大規模な訓練想定をしての実施で、大変参考になった。これは、消防団等市町村の担当者も参加するなども真剣に検討する必要性を感じた。

それだけ内容の濃い訓練であり、単に伝達講習ですむような問題ではないように感じた。

冬季での災害発生はあまり経験もなくそうした観点からも特に考えなければならないように感じた。

参考になることも多くただ参観するだけでは余りにもったいなく感じた。

山村振興の研修会

(総務省福田調整課長の講演)

(農林水産省地域振興課長の講演)

(研修を終えてホテルに戻ると夕焼け)

午後からびっしりと総務省、農林水産省、林野庁の課長、室長から31年度事業や予算、主要事業のポイントについての講演があった。

幼児教育の無償化、防災・減災、国土強靭化の3か年緊急対策、土地改良事業の地方財政措置の拡充、公共施設等の適正管理等取り組むべき事業があった。

地方財政を取り巻く環境は厳しいものの、数年ぶりに安定した地方財政対策になっていることが説明された。

一方、農水省の事業でも我々が課題としている採択可能な事業メニューがあるし、国土の70%が農山村であり、耕地面積と農業産出額は40%との指標があるし、農山村の人口は全人口の11%であることの現実からいかに農山村の役割の大きさを認識するべきであることを視点にして、これにどう取り組むべきかしっかりと担当と協議しなければならない。

森林林業でも森林環境税及び森林経営管理制度との関わりをしっかりと研究し、現行法での公有林での活用には別としてしっかりと議論して行かなければならないものの、森林整備への取り組みは計画的に推進していかなければならない。

内容の濃い研修会となった。

小康状態

(夕焼け)

天気も少しも落ちついたようで、積雪もかなり沈んで来ておる。

今日は社会福祉協議会の理事会があった。

補正予算等と共に、やはり雪降ろし対策などを話し合った。

雪降ろし賃金も年々高騰しており、何よりも雪下ろしをしてくださる人材が求められない現状があり、これが今後の大きな課題であることであると考えている。

今日も屋根の雪降ろし

(車も雪に埋もれています)

(ほとんど毎週末は雪降ろし)

今年の雪は水分をたっぷりと含んだ重たい雪です。

ほとんどの家庭では週末は雪降ろしに奮闘しています。

私も、夕方車庫の雪降ろしで、今回で5回目になります。

ある程度は積雪深度も下がり一息ついているところですが、これからが本番の可能性もあり、油断なく対応しなければなりません。

全国町村会の会議

(荒木会長の挨拶)

(東京は晴れ!こうも違うんですよねー!)

東京は朝から快晴。それにつけても村のことを思うと日本列島は広いし、気候がこんなに違うとはといつも思ってしまう。昨夕も国土交通省道路局との意見交換会でも、往きのこと、特に豪雪対策本部のことやら、雪降ろし、除雪費用のこと等も話していると、全く感覚が違うし、雪のことについての意識のズレが半端ではないように感じてしまう。特に、年度末に対象になる除雪費用に対する交付金の積算根拠の非合理性、根拠の統計の取り方等に疑問を呈しても、担当が内閣官房の方などであるようで、理解がされないじれったさを強く感じた。

今日は朝から連続しての会議が5つもある。夕方までびっしりだ。

地方財政、地方税制、環境政策、プレミアム商品券の取り扱い等も説明があった。