ダム同盟会で現場研修
(現場視察)
成瀬ダム同盟会で約40名が参加しての研修と現場視察を行った。
町屋ダム所長の説明でもありましたが、現場は日々刻々と変容しており、本体工事に向けて急ピッチで進行していることを目の当たりにしました。
準備工事とは言え、実質的にはダム堤体の左右岸の掘削工事と原石山の工事であり、本来的には本体工事が始まっていると同じ状況であるようだ。
降雪前にはこれらの工事は素人目にみても終える必要があるように感じているが、来年度には本体発注となれば、かなりタイトな工事であり、昼夜二交代での作業を先日の夜現場を通ってその思いを強くした。
一方、第二トンネルは約1100mを掘り進み、残りが700mとなってあるようで、既に掘り進んだトンネルのコンクリートの巻きたても同時進行で進んでおり、こちらも順調であるようだ。左右岸の掘削工事と、原石山の掘削はかなり急峻な現場でありながら、さすが大手建設業の施工で順調に進んでいるようでした。
豊富な森林が伐採された現場を眺めるにつけ、いささか複雑な思いもするが、先般の豪雨災害などもあり、流域の方々の災害防除、灌漑用水、水道水確保等を考えると水源地の村として協力しなければならないこともあるし、これまでの長い年月、ダム事業を推進してきた経緯もあり、協力しなければならないことでもある。
今後は、流域の自治体、団体などと協力しあってダムとの関わりを強くしてまいりたい。
無事故の施工を願いたい。