アヴィニョン市を訪問

(アヴィニョン市庁舎で)(アヴィニョン市庁舎)(ゴシック建築の市庁舎)(アヴィニョン市の副市長のレクチャー)

午前中はアヴィニョン市庁舎を訪問し観光局のイベント担当からアヴィニョン芸術祭の世界的なイベント、見本市とも言える対応をレクチャーしていただいた。日本からも多くの芸術家が来ているとのこと。この秋には京都の著名なお寺さんと交流することがほぼ決まっているようで、そうした企画が進み観光客の拡大に対応する積極的な姿勢が見られた。そうした企画力、努力の必要性が凄くせっきょくてきなことを肌で感じた。午後からはローマ法王庁が70年間イタリアから移り住んだアヴィニョンのゴシック建築の粋を集めた教皇庁(法王庁)の壮大な歴史的建造物を案内してもらった。副市長自らから説明してくださり歴史の深さ、ゴシック建築の壮大さ、技術は驚きであった。(法王庁とゴシック建築の粋)

仏の二ツの美しい村

(ゴルド村)

(ルシオン村のボネリ村長からレクチャー)

今回の調査で私自身が特に訪問したかったフランスのプロバンス地方の七つ村連合の内から美しい村連合の二つを研修できた。

フランスでは163の加盟団体があり厳しい審査を経て協会に加盟している。30の審査基準をクリアしての団体で、この指定ラベルを得て観光客の地域の活性化となっている。ルシオンでは年間60万人の観光客で100万人を目指しているとのこと。

美観(景観)、経済、観光、住民生活と言った四つをどう調和させるかと言ったジレンマがあるとのことであった。

フランス協会の運営と、日本の美しい村連合の運営についての取り組みもしっかりと研修させてもらった。

日本ではまだまだこの運動が地域全体の活性化に結び付いていない感じがあるなかで、歴史のあるヨーロッパの美しい村連合が着実に発展していることからも我々も更にこの運動が進展するように努力しなければならない意欲を持った研修であった。

ドイツからフランスへ

(フランクフルト市庁舎)

(大聖堂を望む)

(文豪ゲーテ像前)

(ライン川の支流ナイン川)

ドイツの研修を終えて次の研修地フランスのマルセーユ経由でアヴィニョンへ移動する日程の途中、フランクフルト市内にたちより、市庁舎や文豪ゲーテ広場等と共に金融の街フランクフルトをバスで移動。

日曜日とあってドイツは「休日法」で市内の店は殆んど休業日、閑散としているが、ドイツは一年の内約半分は冬型の気候のため寒く、日本の北海道ととても似た気候であるようでこの時期太陽が出ると皆外に出て日光浴をしながらの休日となるとのこと。

金融の都市として人口70万人ながらEUの加盟イギリスの離脱如何によっては、益々その立ち位置が重要になっているようで、土地価格が上昇し、金融の街として益々の期待が高まっているようでした。午後からは天候も快復して少し暑くなってきましたが、これまでの数日は少し寒く、雨もあり面食らうくらいであった。

農家レストランの秘訣

(農家レストラン経営者のシエーファーさん)

(約100頭のアングス牛の畜舎と牧場、羊とヤギを飼育)

(アパートとレストラン、ショップ)

農家レストランの経営のためには、4つの足を基本としている。

有機農業、ショップ、発電、アパート経営が基本。

家族経営と専門従業員は季節によって違う。

つまりはこだわりの農家レストランであること。

借り入れている土地は160ha,その内140haは牧場である。残りは肥料となる穀物などえさになる小麦などを作付けなど徹底した有機農業であり、生産される農産物を原料にした農産物を自家消費、販売している。

こうしたことから、徹底した山菜や野菜、米、漬物等の安全食品と有機農業での農家レストランにこだわることによって一つの方向性を見いだすことができるように感じた。

動物、小動物、牧場、自然の花、子供達や年間の休みを有効に過ごすためのふれあいの里による地域特性を大事にしたいものです。

ハイデルベルクの環境施策

(世界一の環境都市とて新たな街づくり)

(ごみ対策は分別収集でステーション方式とは違う)

(再生エネルギーで地域暖冷房をしつつ建築もパッシブハウス建築)

世界一の環境都市としてco2削減に取り組み、建築もエネルギー効率の高いパッシブハウス方式で市街地を17haに誕生させている。

再生エネルギーで地域暖冷房を実現させようとしていた。

課題もあるようだがバイオマス発電による地域暖冷房は大きな期待があるものと感じた。

ハイデルベルク市観光局からの委託を受けた民間団体の説明はとても丁寧であった。

実際にその開発された地域を説明のあと実地に見たが大規模であるものの、ごみ収集を含め環境都市としての取り組みは歴史に残る取り組みであるものと実感したし、市民もまた環境問題に深い理解と関心があるものであった。

ハイデルベルク市はドイツで一番古い大学もあり研究学園都市として学生が35000人もおり、研究機関としても人口が増加しているとのこと。

交通機関も鉄道、電気バスなど公共機関、交通対策など施策全般が環境問題にしての関わりを持っているからこそ出来る施策でもあるものと感じた。

世界はco2削減に向かっており、25%削減さえもかなり難しい課題のなかで既に達成していることは驚きでもあった。

他人事ではなく我々も環境問題により一層関わって行かなければならないことであるし、努力して行く必要性改めて感じたところでした。

調査事業一日目

(フランクフルト空港での入国)

(フランクフルト空港)

(アウトバーンを走って一日目のホテルに移動)

出国して約11時間でフランクフルト空港に到着。

気温は15℃、肌寒い。

どこかどっしりとした趣のある都市と言った感じ。

アウトバーンはさすがに広くスピードは規制なし!

片側4車線。軍需道路として作られたドイツ独特の道路。当時は飛行機がこの道路で離着陸をしていた。

消費税は15%。日本はどうなるのかな?

時差は7時間でフランクフルトは午後5時30分で宿泊先のハイデルベルクに向けて移動中。日本は真夜中。

アウトバーンを移動中にこのブログを打っています。

自治振興の調査

(出発前日のホテル)

今日から自治振興協会の調査事業で出張のためしばらく留守にします。

美しい村連合の発祥国フランスの加盟自治体を中心にドイツの加盟団体である地域を調査して参ります。

明日成田から出国します。

毎日報告出来るかどうか心配ですが、毎日現地からの報告をさせていただきます。

農政の課題

(農業は多様性)

午前中は突然農林水産省東北農政局秋田支局長の訪問をいただいた。

多くの課題を抱える農政にあって広範な範囲の話題をじっくりと話し合うことができた。

特に「米」に特化した政策の反省点と大きな変換時期に当たっての多様な生産の必要性が強調されていた。

そんな環境のなかで、私からは米の需要はあることの実態、生産量のみによっての議論や多品目の生産量等我が村における可能性と地域の特性活用した農業政策のあり方をしっかりと述べさせていただいた。

地方創生の政策であっても画一的に横並びの政策が果たして地方創生の特効薬になるのか?先進事例がどこの地域でもできるのか?その形にこだわり、その先例が政策の中心あるいは補助、交付金対象になってしまうことはいかがなものか?そうした地域特性を生かしたことの小さいながらも努力していることをお話しがで申し上げたところでした。

ダム事業幹事会

建設(仙台での東北ダム事業幹事会)

今年第一回の東北ダム事業促進同盟会の 幹事会が開催されその進行役を幹事長として勤めた。

事務局は成瀬ダム事業促進期成同盟会長の横手市にあり、横手市 が担当している。総会に提案する 議案はすべて可決承認された。

今後の事業は、この日程で強力に予算獲得等事業推進に総会を経て進められます。

村祭り

(神社の令大祭祈祷)

(親子会の恵比寿俵)

今年のお祭りは4つの納めものがあります!

部落内を約4時間近くかけて練り歩き各家庭の安全と地域の安全、繁栄を願って回ります。