インパクトある講演会
(講演する指出一正氏)
月刊誌「ソトコト」の編集長である指出一正氏の講演会があった。
秋田県山村・過疎連盟協議会の主催で県内市町村長、担当者合同の研修会を兼ねた講演会であった。
定住移住対策、人口減少対策としての行政施策を考えるためのものであったが、氏の講演はこれに対して、人口減少はこれからも続くし、減少しても、今住んでいる人たち、あるいは定住移住しなくとも関わる人たち、訪れる人たちが来ることをもっと考えても良いのではないか、何も新しいことやこれまでの名勝や旧跡、観光などばかりに視点を置かなくとも、何気ないことを発見しそれを原点にして、お互いに理解しあって地域が元気なっていくような取り組みに積極的に関わっておられるかたでした。
例えば、これまでの観光協会事業ではなく、広範な関心のあることがらや関わりあることを案内する対応が必要ではないかと言った具合に、我々がこれまで持っていた地域興しなどとはひと味も違った発想であり、若い世代の関心をより引き付けるための継続した事業展開が必要であると考えている私にとってはとても参考になる講演会であった。
各市町村からも若い世代の職員も多数参加しており、市町村町長からも積極的な意見交換があり、その関心の深さが感じられた。
講演後も名刺交換やら、具体的な招請要請があったようでした。