小さな拠点づくり

(講演する長濱県立大学教授)

秋田県山村・過疎地域振興協議会の総会研修会が開かれた。

総会後の研修会は秋田県立大学の長濱教授から「これからの秋田の農業・農山村のあり方について」と題して講演をいただいた。

アメリカ大統領選以降急速にグローバル化が話題となっているなかで、グローバル化とローカル化も考え方として大事ではないかと言った視点での話があったように感じた。

教授は秋田の農業を大学から変えて欲しいと要請されて秋田県立大学に赴任して11年になるが、まだ具体的な成果をだすことが出来ていない。

学生に対してもいろいろと指導しているがなかなか成果ともなっていない。少なくとも卒業まではせめて、自然環境は厳しいが秋田は食事がおいしい、農作物が旨いと思わせるような学生にしたい。と率直に話しておられた。

県内から県立大学に進学する学生に対する制度適用の検討、社会人になってからの再研修制度、推薦制度等でも検討の必要性も講演後に話し合ったところでした。

現実問題としてわが村でも、奨学金制度等で他にないくらいの優遇制度を採ってきたが、大学から村に帰ってくる学生はほとんどおらない。

それはそれとして社会に有為な人材を輩出しているからよしとしてきたが、これで良いのだろうか?と最近忸怩たる思いでいるのも事実である。

講師の話の中でも、こうした話題ともなった。秋田県内の事情であることも指摘されていた。

検討の必要があるようにも感じた。

この他にもいろいろと考えさせられる課題が多くあった。