「旅立ちの日に」を合唱

(卒業生の合唱)

(卒業生入場)

東成瀬中学校の第70期卒業証書授与式が今日行われた。

式の始まる前に、今日は3・11の東日本大震災のあった日から6年、参加者全員で黙祷を捧げた。

統合してから70年、統合に当たっては建設場所を巡って村内を二分する激しいリコール運動があるなど思い出の多い時代もあった。そんな経験も過去のものとなり、しっかりと伝統を確立し、有為な人材を輩出してきている東成瀬中学校は、学力と体力を着実につけて、注目もされてもいる。

今日の授与式でも心身ともに逞しく成長した卒業式に感動する姿があちこちで見られた。特に、全校生徒による吹奏楽での入場から全校生徒の合唱は素晴らしいハーモニーで、山々に見守られる安らぎの東成瀬を高らかに歌い上げ大きな拍手を浴びていた。

それにもまして卒業生による「旅立ちの日に」は泣かせられてしまった。

感動の卒業式であった。卒業おめでとうございます!

春の陽光をあびて、さあー、飛び出せ若者よ!

幽玄な感じ

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(通勤途上の風景)

昨日は終日議会の予算特別委員会出席。

今週は特別会計関係の予算案についての説明、整合性などの調整にかなり振り回されていたように感じている。

やっと、昨日その調整の方向性を見いだすことができほっとしているものの、相当緊張感を持ってしっかりと業務に当たらなければならないと強く感じている。

そんな思いで出勤しているが、今朝は除雪にも結構時間を要した。除雪費もかかるだろうが、しっかりとした見通しを立てなければならないのに、なんとかなるだろうぐらいで除雪対策に当たるなどもってのほかであり、この面でも厳しく対応すべく指導をしていかなければならない事項であると感じている。とにかく反省の多いこの頃である。

今朝の雪は淡雪のような感じで、降るには降るが水分の多い雪で、景色もまるで幽玄の世界のように霞んで見え、川面も周囲も心休む風景です。

仕事とは別にそんな感じで気持ちを切り替えられるひとときでした。

 

我が家のデザート

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(キウイフルーツをデコポン?で囲んでいました)

我が家の食事時はとにかく賑やか。

食べ出すと、今日のデザートは何?

おいしいと「100点満点!」と声をそろえて大きな声でお礼を言う。

ところが食べたくないと、あれこれと言い出して、そのたびごとに、難儀して作ってくれているんだから「そんなことを言うもんではない」と注意するんですが、孫たちにとっては口に合わないと正直に言葉に出す。これがよいのかどうなのか?

そんなことを話しながらの食事は我が家にとってはとにかく賑やかそのものです。

昨日の夕食後のデザートを見た孫が、ミカンに囲まれたキイウイのかまくらだと大喜び!

そんな発想は作った方にはなかったらしく、ホーそう言われればそうだよね!と感心していた。

食事の時間はとても楽しいものです。

 

三月議会開会

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(村議会広報提供)

主な議案として平成29年度の村の総合的な事業を計画した各会計の予算案を審議する村議会が昨日から開会されている。

初日の昨日は、諸般の報告があり私からは、平成29年度予算の概要と新年度取り組むべき村政運営の基本的な施政についての考え方を述べさせていただき、村の皆さんと議会のご理解とご協力をお願いしたところでした。

その内容については広範にわたることから村の広報や議会広報によってご理解をいただきたいと存じます。

そのうちで、特に重点事業としては次のようなことがあります。

基本的な村政運営としては「伸展する村政運営」としての子育て環境の整備、生産基盤の整備および住みよい生活環境の整備の実現に向けて実現すべく努力をし、子育て環境については全国に誇れるレベルになってきたものと考えていること。生産基盤の整備では畜産の推進と六次化産業への取り組み、農業生産法人の設立と支援、農地の集約化、また生活環境の整備では保健・福祉の充実、水道の整備促進があげられること。

これらを受けて、29年度では総合戦略に位置づけた事業の着実な実施を心がけて参りたい。特に、移住・定住対策としての「若者定住促進住宅(仮称)」の整備に取り組み、さらには、首都圏にも発信できる対応を計画していること、二つ目としては、生活環境のさらなる整備と、保健・福祉の充実を推進したい。

こうした状況の中で、国保事業が平成30年度から秋田県に移管されることになっており、その運営に当たって保険料が試算段階ではありますが大幅な負担増になることが予想されており、29年度からその対策に努めなければならないものと考えられることなどを申し上げさせていただきました。

次に、役場の機構改革を行うべく、条例を提案し、主な内容として新たに「環境課」を新設し主に水道、下水道、生活環境に関わるゴミ対策などを主な業務として担当することとしました。このほかには各課の名称をできるだけ短くすることとしました。

次に、成瀬ダム関連ではこの春には、大きな掘削工事が3箇所で行われることになり、そのための手続きが進行中で、この施工業者が決定するとかなりの作業員が従事することになり、その対策にも対応しなければならず、緊張感を持って対応しなければならないものと感じています。

役場庁舎の改修もほぼ終わり、この後この改修後の施設を活用する団体も予想されることから有効な施設として効率よく運用できるようにして参りたいと考えております。

予算関係では、こうした重点事業を中心にして予算配分し、住みやすい村作りのためより一層努力をすることとしています。

一般会計予算は35億円、国保事業は3億3千万円、国保診療所事業は約8千万円、後期高齢者医療予算は約2千400百万円、介護保険事業予算は3億5千万円、介護保険サービス予算は約9千万円、簡易水道予算は約5億円、下水道事業予算は1億円あまりで全体の予算総額は49億7千6百万円となりました。

有効に事業を行いながら、村の皆さんが生活しやすい環境となるよう懸命に努力して参りたいと思っていますので、ご理解とご協力をいただきたいと存じます。

健康の講演会

(藤原結核予防婦人会会長の挨拶と講師の雄勝中央病院中村院長)

毎年この時期に、村の結核予防婦人会の役員研修会が行われている。

結核予防婦人会(会長・藤原キク子)が、村の多くの検診事業に積極的に関わっておられ、おかげさまで受診率も高く村民の健康に関する関心も大変高いと感じている。

今回は、これまでも講演をお願いしている雄勝中央病院の中村院長から「湯沢雄勝地域の健康課題と自分で健康を守るためのポイント」と題して、分かりやすくご講演をいただいた。

院長は地域医療のために本当に献身的にご指導してくださり、わが村のことも大変心配してくださっておりありがたいと思っている方で、これからもいろいろとご協力お願いします。

講演後は、総合検診結果説明をして、これからのご協力をお願いし、さらに「さあ、今日から認知症予防」を保健師が話して日程を終えた。

40回目のコミュニティ文化祭

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(活躍した子供たちがコミュニティ推進委員長から表彰されたほかたくさんの芸が披露されました)

40回目を数える岩井川地区コミュニティ文化祭が開催されました。

一言で40回というもののこの文化祭を絶やすことなく継続してきたことは素晴らしい地域のコミュニティであると言ってよいとお思っている。

先輩方の努力と計画から実行まで地域の力でこうした事業を盛り上げれるということの姿勢は感服するばかりです。

地域作り、防災活動などにも活動の幅を広げており、これからますますその活動によって地域の人々が支え合って連帯感ある地域にすることの重要性がますます求められることと思うし、

ほかの地域にも波及してほしいと思っている。

どんど焼き

(地域の方々とどんど焼き)

(救急救命講習)

(自慢の喉を披露)

(大黒学級の歓談)

昔はこのようなしきたりはなかったが、ここ30年ぐらい前からわが地域でもどんど焼きが普及してきた。

外で焚き火やごみ焼きが規制されるよになってから、この地域でもどんど焼きで正月の松飾りや御札等を持ち寄って合同で焼いている。

この焼き方をしながら地域の様々な様子を語り合いながら夜にはコミュニティ文化祭の前夜祭になだれ込む。更には各家庭の中心になる大黒柱で組織する「大黒学級」が開催された。

地域では、こうした機会をとらえて救急救命講習も開催した。

救急救命士が地域出身で実に具体的な指導で分かりやすかった。

私も人工呼吸のしかたの実際を教えてもらった。

こうして朝のうちはスキー大会の開会式から始まった一日も忙しく終わった。

今日は終日コミュニティ文化祭である。

ジュニアスキー選手そろう

(インスペクションをする選手たち)

(スタート前の準備中)

(最後の旗門通過)

ジュネスカップの2連戦が今日と明日の二日間にわたって熱戦を切り広げる。

この大会は秋田県スキー連盟公認大会であり、今シーズンもほぼ終わりとなることから全県から270名を超える選手が参加して日頃鍛えた大回転競技に全力を出しきって頑張ってくれることでしょう。

まずまずの天気でこれはよかったし、なんとか明日も天気に恵まれゲレンデ状況のなかで楽しい大会になってほしいと期待したい。

大会には、コーチや監督両親、更には祖父母も応援に駆けつけてくれてくれている。それこそ一家をあげてのスキー大会である。

わずか1分余りの競技に勝負をかけるわけですから、その懸命さと気力と体力は大変なものとなる。

がんばれ!あきたっこ!

ここでの上位入賞者は今月下旬の秋田県グランドチャンピオン大会の出場権を得ることになっており、真剣さもひとしおのものがある。

雪解けの滴

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(雪解けが進む)

 

 

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(女性農業委員選任要請に女性農業委員協議会会長来庁)

(道路沿いの水路の雪解けも進みかすかに滴がしたたっています。

今日は三日、県内の高校の卒業式が行われております。

この時期猛烈な吹雪になり、路線バスが立ち往生して、高校の卒業式に出席した父兄が帰ることができず、急遽除雪車が出動した年もありました。

それでも、季節は雪解けの条件がそろい、滴がしたたり落ちるようになりました。

水路沿いは特にその条件がそろい、水かさも増してきております。

そんな一日、秋田県の農業会議から、女性農業委員登用に向けた要請に秋田県女性農業委員協議会 会長さんと副会長さんが来庁しました。

農業委員は今年7月に改正農業委員会法に基づき選任されます。この選任に当たって、女性農業委員を複数名登用することが求められており、

そのための取り組み要請でした。

村の場合、これまでも3名の農業委員がおりましたが、今回の選任に当たっても引き続きこうした登用を求められたものです。

今回の法律改正によって農業委員を選挙ではなく村長が8名選任することになっており、さらに推進員を農業委員会長が6名を選任することになっております。

今後具体的な選任手続きを進めることになっております。

全国森林レク協理事会

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(全国森林レクリエーション協会(理事長・三浦雄一郎)で来賓として挨拶する林野庁今泉森林利用課長)

総会に向けての提出議案を審議し、全議案を可決して、新年度の計画を審議もした。

この協会は、森林が国民生活に果たす役割をしっかりと普及する役割を担っている。

特に、レクリエーションの森の活用、森林インストラクターの養成、未来を担う子供たちの森林体験などを行っている。

さらに、森林レクリエーション全国研修を全国のブロックごとに開催しており、次回は東北ブロックで開催を打診された。

ほかに、林野庁からも関係課長が出席し国が進めるインバウンド対策としての外国からの森林に関心のある観光客誘致対策としての事業や予算、ソフト事業などが説明された。

継続して取り組み、ソフト事業を含めて我が村でも、観光物産協会や「宿活」などもやりようによってはこの制度活用が可能であるように感じた。