歴史の道百選祝賀会

(祝賀会)

文化庁から「歴史の道百選」に、仙北道が選定された。

今後この選定はないとのことで、貴重な歴史的遺産として我々はこの仙北道をしっかりと守り、後世に引き継ぐ責務があるように感じています。

凡そ1200年前から岩手県奥州市胆沢と秋田県東成瀬村との重要な交易路として重要な役割を果たしてきた峠道で、それぞれの地域での呼び方は違っていても歴史的な道とされていたが、北上から横手への道路が開通されるにいたり、次第に利用されなくなり荒れ果ててしまったものを、約30年前に双方の有志が集い古道としての道標を確認しながら踏査を重ね、懸命な手入れによって見事にその全ルートが確定し、それ以降毎年交流踏査を行い、これまでも多くの古道愛好者がこの仙北道を楽しみ、先人の想いを今に引き継いでくださっている。

有難いことであり、感謝に絶えない。

この道は延長24kmで、栃が森森林生態系保護地域のど真ん中を通る自然豊かな誠に素晴らしい景観と自然が広がる古道です。

東成瀬村の活動の中心は「仙北道を考える会(会長・谷藤広子、会員23名)」で、岩手県は奥州市胆沢町愛宕神社地区の有志が活動を担ってくださっている。

今日はこの方々を中心に東成瀬村で選定祝賀会を開催し、喜びあいました。

今後も保存のための活動を積極的に行って行くことを確認しあったところでした。

選定おめでとうございました!