過熱気味のふるさと納税

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(やっとほころんできたソメイヨシノ)

東北も桜前線がどんどん北上中。弘前は満開、お隣の横手市真人公園もほぼ満開、土曜日の鶴岡は葉桜模様。

今年は連休中が最盛期かなと思っていたら、今度は一気に咲きだした。

わが村の桜も鳥の被害もあまりなく、つぼみもおおきく膨らみだした。

昨日は孫の野球の応援に横手に行ったが、風が冷たく雨模様で寒くてかわいそうなくらいであったが、川沿いのグラウンドの桜はあまりぱっとしなかった。

今朝の冷え込みは相当な冷えで、霜で真っ白であった。

日中の天気は気温がどんどん上がり、20度近くなった。こうなると一気に桜も膨らむ。

役場前も明日あたりは咲くのではないだろうか。

ところで、このところふるさと納税の返礼品の在り方などが報道でおおきく取り上げられている。

故郷を応援しようとする本来の目的から少しづつずれてきておるように感じていたし、ネットでのお礼品がエスカレートしちょっと疑問に感じていた。

そんなことが国会でも問題として提起され、わが議会でも話題となったことがあった。

全国町村会の財政委員会でもその在り方についての議論が3月になされた。

つまり少し行き過ぎではないかと思われるくらいに過熱気味ではないかとのことであった。

しかし、これにも異論があるもので、地場産品をお礼として差し上げ、今後の物産対策の足掛かりにしようとしているところに、国によって規制されることはいかがなものかといった議論もあった。

制度発足時からそうしたことは予想できたことであるのに、いまさらといった意見もあった。

しかし、それはふるさと納税制度創設が純粋に故郷を思う心の問題であり、応援したいとする気持ちを大事にするべきで、こうした議論はその趣旨をしっかりと受け止めてそれぞれの自治体が過大にならないように工夫するようにすべきではないかと会議の場で申し上げたところでした。したがって、そうした内容で全国の自治体がその趣旨を原点に返って確認し合い、申し合わせをするようにしてほしいと考えているところです。