シェムリアップの中学校訪問
(中学二年生のクラス)
(教室は5室のみ)
(ドンスワー中学校)
11時頃に中学校を訪問。教室は5室のみで50人から60人で編成され1年生から3年生まで、しかし、二年生でも13歳から16歳までと巾があるようで、その理由は留年したり遅く入学しているためのようでした。
教室は狭くぎゅうぎゅう詰めの感じ。
この学校は、日本の企業が協力して建築したもので、発展途上であり地方の学校の整備までは対応出来ず、我々との意見交換会では、どうしてももう2教室が欲しいとのことで、協力してもらえませんかとのことに、一同驚いてしまいました。
こうした切実な課題がカンボジアにはあることの一端が伺えました。
授業は午前7時から12時までと、12時から17時までの二部制で行わざるを得ない厳しい環境下にあるようでした。
教師は国家資格をもち一人で最低二教科を担当し、国において給与等は支給されとのことであったし、生徒の授業料は無料とのことであった。
生徒の表情は非常に明るく勉強は楽しいですかと聞いたところ、一斉に元気良く「楽しい!」と答えてくれました。
何か救われたような気持ちでした。
東南アジアにはこうした環境下にある地域はまだまだあることでしょう。
この後、次の日程であるタイに向けてカンボジアをあとにしました。