歴史を探る

(講演する半田和彦先生と伊達の家紋のある裃の箱)

地域の歴史を聞く機会があったので出席した。

村のなかには、水路に関した歴史があり、それが江戸時代から開田のために整備されてきたのであろうが、歴史としてしっかりと確立された文献などがなくただ何となくいい伝えられてきたように感じているが、岩井川部落長が先導して、高校の教諭であった半田先生を講師に色々と指導して頂いている。

今回は、岩井川の集落を貫通している「遠藤堰」についての資料を読みとき、遠藤伝左衛門の功績、更に知行、開田の意義を前回に続いて、話しをしていただき、これを一歩進めて、滝の沢の小貫山堰の歴史、更に田子内の伊達堰に関して、田子内の佐々木家に保管されている伊達の家紋のある裃の存在を知ることとなり、これを村の伝承館で預かることとなるきっかけともなった。

これによって、今後伊達堰の経過にも参考になるのではないだろうか。

また、1700年代の当時の百科辞典的な書籍も持参してくれたかたもあり、とてもも夢の膨らむ講演会ともなった。

こうした、地域活動がどんどん進むことは意義のあることであり大いに期待したいと思うところです。